2008年1月13日日曜日

「子どもの病気」

 芥川龍之介、大正12年作の小品。たまたま藤村の「嵐」に続けて読んだので、その違いを面白く感じた。
 こと子どもに関しては自分そっちのけで心に掛ける毎日を送る「嵐」の「私」と、無頓着を装うのだがその実子どもの病気が気になって仕事も手につかぬ龍之介。
 子どもを持つある友人に一読を勧めようと思ったのだが、唯物主義者のくせに子どものこととなると途端に迷信深くなる私は、何かゲンでも悪くなるのではないかとその勇気が出ずにいる。

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