2008年2月10日日曜日

芥川龍之介

 ここのところ漱石・鷗外・龍之介を精力的に読んでいて、こと龍之介に関しては、玉石混淆、書き散らし過ぎ、などと何度も思っていたのだが、「或旧友へ送る手記」をきょう読み返して、改めて心を揺すぶられ、また改めて彼が35歳で自殺していることを想い、そんな若さで自ら命を絶った人に対して今さら何か要求するというのは、何だかフェアではないような気がした。
 彼に関する悪口は少し控えることにする。

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