2008年2月25日月曜日

a Cynic

 スィノペのディオゲネスが日向ぼっこをしているところへアレクサンダー大王がやってくる。
大王:何なりと望みを叶えてやろう。
ディオゲネス:では、日向ぼっこの邪魔をしないでもらいたい。

大王:私は大王のアレクサンダーだ。
ディオゲネス:私は犬(Cynic)のディオゲネスだ。

 レタスを洗っているディオゲネスを見てプラトンがやってきて言う。
プラトン:もしディオニュシオスに拝謁さえしていたら、君は今そうやってレタスなんぞを洗っていることはなかったものを。
ディオゲネス:もしレタスを洗ってさえいたら、君は今そうやってディオニュシオスなんぞに拝謁などしていることはなかったものを。

 私はこのディオゲネスを心の底から尊敬しているが、しかし下手に真似をして世間から弾き出されるのを怖がってもいるのである。私が弟子入りを許されることは金輪際ないだろう。

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