2008年4月27日日曜日

貧困脱出か文化維持か

 An ancient town in Laos grapples with modernity
 
Laosの古都Luang Prabang。あの街で迎える早朝の空気の独特の爽やかさは忘れがたい。
 UNESCO世界遺産を売り物にした観光による経済的離陸と、あの独特の雰囲気を守ることには、確かに大きな困難が伴う。
 より大きな文脈で言えば、経済的離陸と人々の幸福とのバランスの問題だ。DEFCが主要フィールドとする山岳地帯に住む少数民族の人たちにもそれは同様に当てはまる。
 エコ・ツーリズムや「伝統」の商品化を本当に慎重に慎重に試していくことぐらいしか、道はないのかもしれない。

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