2008年8月6日水曜日

今夜のMezzo

 Gil ShahamClaudio AbbadoBerliner Philharmonikerでブラームスの協奏曲。

 今や世界最高のヴァイオリニストの一人になりつつあるShahamの魅力が最高に発揮された名演だった。驚異的な技術をベースに名器ストラディヴァリウスを存分に劇的に歌わせる。私はこのタイプの音楽家が好きだ。まだ30代のはずだ。これからが本当に楽しみである。

  彼はベルリン・フィルともアバドともとても相性がいいようだ。相性というよりも、世界最高の者たちの間だけで分かり合える何かがあるのだろう。三者が相互を高めあい、極めて充実した競演を聴かせた。楽団員たちの表情が演奏中もその後も終始生き生きとしていたのも印象的だった。

 こういう稀有な名演を聴くと、僕は大げさでなく本当に生きる喜びのようなものを感じるのだ。

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