2013年3月26日火曜日

自害の夢

 自害の夢を見た。記憶にある限り初めてのことだと思う。切腹後も介抱して何とか私を蘇生させようと考えている人々の存在を知る私は、腹を掻き切った後はらわたを掴み出し刀を持たぬ方の左手でそれを握り潰し回復の可能性を自ら断った。実はその夢の続きにおいて私はその後の顛末を見届けるつもりであったのだが、絶命してしまったことで夢を見続けることができなくなり、目が覚めてしまった。夢の中で死んでしまうと夢から追い出されてしまうのである。新しい発見だった。