2010年10月20日水曜日

自然と筆

Hickory Rain
 Klinkenborgの文章を読むたびに思うのは、筆力のある者がもっとこういう環境に暮らしながら文章を紡ぐ道を選ぶか、あるいは、こういう環境に生きる者で筆力のある者がどんどん書いてくれるか、そういう事が日本語の文章の世界でももっと起こってほしい、ということだ。
 残念だがどちらの資格も持たぬ私のような者には、こういう名文を味読させてもらえる事は二重の意味で幸福なことなのである。

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