2020年8月28日金曜日

映画「Enemy of the State」(1998)

筋立てに多少無理があるが、とても楽しめる作品。

映画「TAZA, SON OF COCHISE」(1954)

時代を言い訳にはできないと思う。申し訳ないが、私にはどうしても凡作という言葉しか思い浮かばない。

2020年8月27日木曜日

映画「Anastasia」(1956)

ヘレン・ヘイズがすばらしい。ユル・ブリンナーもはまり役。しかし、それにしてもバーグマンの名演はどうだ。アイドルではなく役者として彼女のベスト作品だと思う。

2020年8月26日水曜日

映画「A Bridge Too Far」(1977)

例によって豪華スター競演の超大作。ただし、組織論、民間人の痛ましい犠牲、戦争の愚かさ、など扱っている点は評価すべき。

映画「On the Basis of Sex」(2018)「RBG」(2018)

とくに後者のドキュメンタリーに感心した。このおかしな世界を何とかしようと懸命に闘い続ける人物をまじめに取り上げた作品。こういう作品が日本に少ないのは観る側の質の問題だと思いたくないのだが。

2020年8月25日火曜日

映画「Midnight in Paris」(2011)

脚本がすばらしい。ウディ・アレン特有の深さはここにはそれほどないが、だからこそニコニコと楽しめる、とも言える作品。名作。

舟橋聖一「雪夫人絵図」

Agora日本語読解辞典』において、舟橋聖一雪夫人絵図冒頭部解析完了。

映画「The Departed」(2006)

再見。カメラワークなど、まだまだ評価すべき点は多い。ただ、ネズミが多すぎる。少し作り過ぎのきらいがある。個人的な好みの問題かもしれないが。

2020年8月24日月曜日

映画「The Abyss」(1989)

筋立ては幼稚だが、当時としては最先端の視覚効果が面白い。

映画「Joker」(2019)

 再見。ホアキン・フェニックスの偉大さはいうまでもなく、脚本執筆の段階から彼の実力を最大限に生かすことに全力を注いだトッド・フィリップスの大勝利。
 長い長い階段の上はアーサーがジョーカーではない世界。階段の下の世界はジョーカーの世界。階段を上がるアーサーは舞台を終え疲れ切った役者。階段を下りるアーサーは華やかな舞台に登場するジョーカー。
 そして、この作品自体がUnreliable narratorであろうとするかのように観る者を挑発する巧みさ。

2020年8月23日日曜日

梶井基次郎「「青空語」に寄せて(昭和二年一月號)」

映画「Before the Devil Knows You're Dead」(2007)

再見。高評価は変わらない。2度目なので今回はカメラと編集の冴えを楽しむことができた。キャスティングの見事さにも改めて感じ入る。フィリップ・シーモア・ホフマン、イーサン・ホーク、マリサ・トメイ、アルバート・フィニー、エイミー・ライアン。。。

2020年8月22日土曜日

坂洋次郎「青い山脈」

Agora日本語読解辞典』において、坂洋次郎青い山脈冒頭部解析完了。

折口信夫「石の信仰とさえの神と」

映画「THE HUNGER GAMES」(2012)

かなり上出来の娯楽映画。最後まで見せる。ただ、この手の映画の特徴は、もう一度見ようとは思わないということだ。

2020年8月21日金曜日

映画「Romans」(2017)

これは、キリスト教という宗教が血肉となっている文化背景を抜きにしては根本のところで理解できない作品。それは仏教的な文化背景を西洋人が理解することが極めて困難であることと同様である。西洋と東洋。その間に横たわる深淵は私には今もこえられぬもののように思えてならない。

2020年8月20日木曜日

映画「Gaslight」(1944)

他に取り立てて評価する点は見当たらないが、絶頂期のバーグマンの演技を見ることだけで存在価値を十二分に主張することのできる作品。

粕谷馨「牛の人工授精の手びき」

Agora日本語読解辞典』において、粕谷馨「牛の人工授精の手びき冒頭部解析完了。

2020年8月19日水曜日

映画「The Pianist」(2002)

何度も観ているが、そのたびに感心する。主演のエイドリアン・ブロディをはじめすべての面においてけちのつけようがない。

江戸川乱歩「赤いカブトムシ」

ツヴェタン・トドロフ著(1986)、永井ゆかり、訳(1988)「「人種」・エクリチュール・文化」

Agora日本語読解辞典』において、ツヴェタン・トドロフ著(1986)、永井ゆかり、訳(1988)「「人種」・エクリチュール・文化冒頭部解析完了。

2020年8月18日火曜日

映画「Far and Away」(1992)

まあ古今東西、客を呼べるアイドルを使って毒にも薬にもならぬ映画を作ったらいつもこんなのになる。

映画「The Sisters Brothers」

再見。基本的に前回20200618)と見解は変わらない。ジャック・オーディアール監督、ジョン・C・ライリーホアキン・フェニックスジェイク・ギレンホールに拍手。しかし、最後の甘ったるいシーンを付け加える意味は何なのだろうか。

映画「Curiosa」

再見。前よりは理解が進んだ。印象的なシーンがいくつもある。しかし、全体としての完成度には不満が残る。この材料・キャストが揃うなら、もう少し強度のある作品にできたのではないか。

2020年8月17日月曜日

映画「Jackie Brown」(1997)

いいねえ。一癖も二癖もある役者たちが大真面目にチープに演じる相変らずのタランティーノ節。

2020年8月16日日曜日

映画「The Thin Red Line」(1998)

「映画も作る哲学者」テレンス・マリックの面目躍如。芸達者をこれでもかとズラリと揃えた究極の反戦映画。誰もが何度も繰り返し見なければならぬ作品。

2020年8月15日土曜日

映画「The Terminator」(1984)

骨格のみとなったロボットの動くシーンを除けば、古さをほとんど感じさせない完成度を持つ作品。もっと多くの賞を与えられてしかるべきであった。

2020年8月14日金曜日

映画「THE HIRED HAND」(1971)

筋立てがお粗末。それでも、当時としては画期的であっただろう映像と音楽の魅力は捨てがたい。ただし、屋外のカメラの素晴らしさに比べ屋内のそれの凡庸なことに失望。

2020年8月13日木曜日

芥川龍之介「浅草公園――或シナリオ――」

映画「The Longest Day」

恐らく各国のスターが最も数多く出演した映画なのではなかろうか。エンドロールが圧巻。しかし最も優れているのは戦闘シーンでのカメラワーク。背筋がぞくぞくした。

A. ハックスリー作(1928)、朱牟田夏雄、訳(1954)「戀愛對位法」

Agora日本語読解辞典』において、A. ハックスリー作(1928)、朱牟田夏雄、訳(1954)「戀愛對位法冒頭部解析完了。

2020年8月11日火曜日

三木清「健康について」『人生論ノート』

映画「They Shall Not Grow Old」

ドキュメンタリーの中のドキュメンタリー。文句のつけようがない。このような作品がどんどん作られて人間の愚かさが少しずつにでもましになってゆけばいいのにと願わずにはいられない。監督・脚本のピーター・ジャクソンに大いなる拍手。

2020年8月10日月曜日

D.H.ロレンス作(1913)、三宅幾三郎・清野暢一郎、訳(1954)「息子と戀人」

Agora日本語読解辞典』において、D.H.ロレンス作(1913)、三宅幾三郎・清野暢一郎、訳(1954)「息子と戀人冒頭部解析完了。

映画「Ad Astra」

過去の名作へのオマージュが散見されてそれはそれで面白いのだが、プロットは荒唐無稽(タランティーノのように、荒唐無稽大いに結構という姿勢は理解できるのだが、これはそういう姿勢で作られている映画ではない)だし、ブラッド・ピットの相変らずのナルシストぶりは鼻につくし、高評価は与えられない。Rotten tomatoesが概ね好意的な評価を与えているようなのが或る意味で面白い。文化の違いとしか言いようがない。

2020年8月9日日曜日

映画「The Wolf of Wall Street」

「薄っぺら」というものを映画にすればこういうものになるのだろう。今回は吹き替え版だった。いつかオリジナルで見直してみることにしよう。

2020年8月8日土曜日

映画「男はつらいよ 寅次郎と殿様」

名優が出た回は渥美清を始め役者陣が一際引き締まった好い演技をしているような気がする。いつかの宇野重吉の回もそうだったが、本作の嵐寛寿郎の場合はさらにそれが顕著である。やはり名優というものは大したものである。

伊藤左千夫「井戸」

Agora日本語読解辞典』において、伊藤左千夫井戸冒頭部解析完了。

2020年8月6日木曜日

映画「PLANET OF THE APES」

1968年の映画だが、それほど古臭さを感じさせないのは思想性・批評性が豊かだからだろう。3名の判事が「見ざる・聞かざる・言わざる」のポーズをとるシーンがあったが、日本生まれで16歳まで日本で過ごした監督フランクリン・ジェームス・シャフナーならではの演出である。

映画「The Mule」

映画としての出来はつじつまの合わない部分がいくつかありとてもほめられたものではないが、なんといっても、88歳のクリント・イーストウッドの存在感がすべてを救う。この作品によって彼への評価はさらに高まっただろう。
それにしても偉大な人物だ。極論すれば若い頃から鳴かず飛ばずの人生を続けてきた彼が「ダーティー・ハリー」でブレイクするのがやっと41歳。そして、まるでそこで彼の人生が始まったかのように、それからの彼は現在に至るまで絶えず上昇し続けてきた感がある。それは、生きていく中で彼がいかに多くのことを学びそしていかにそれを生かし続けてきたかということを示唆している。それは滅多にできることではない。

2020年8月5日水曜日

映画「The Hate U Give」

こういうメッセージ性の強い作品に筋立てだのカメラだのと言うのは野暮なのだろう。アメリカ合衆国ではいつまでこの問題を訴え続けねばならないのか。アマンドラ・ステンバーグの名演が殊に印象的。

井上靖「風林火山」

Agora日本語読解辞典』において、井上靖風林火山冒頭部解析完了。

映画「Sergio & Serguéi」

アメリカでもヨーロッパでもアジアでもないキューバのユーモアが新鮮。映画好きのためのパロディにも溢れていて、チャーミングなコメディ。もう少し丁寧に構成を考えてつくっていれば大傑作となっただろうにと考えるのは私が日本人だからか。余計なお世話だ、じゃあまずお前もこれぐらい面白いのを作ってみろと言われてしまうのだろう。文化の違いというものは面白い。

2020年8月4日火曜日

41万ページ

Agora日本語読解辞典』が41万ページを越えた。

映画「Bookshop」

何度観ても欠点を見つけることが出来ない。無理にさがすとすれば筋立てに少し無理があるということぐらいか。ひょっとすると欠点らしい欠点を見つけられないというその事実にこそ僕の弱点を見出すことが出来るかもしれないと思えるほどだ。古き良きヨーロッパ。脚本・カメラ・美術・キャスト、すべてが魅力的。中でもエミリー・モーティマーが傑出。

2020年8月3日月曜日

映画「Ben Is Back」

ジュリア・ロバーツとルーカス・ヘッジズの名演により、ありきたりのホームドラマが傑作となった。ルーカスの父ピーター・ヘッジズの脚本・演出も見事。

映画「Piercing」

映像や音響の魅力があるわけでもなく思想もありそうもなく、ただ病的なだけの世界ならわざわざ映画にする必要はあるのか。

映画「A Ghost Story」

通奏低音のように流れるアジア的・仏教的世界観と、西洋的な映像と音響の効果的な使い方が噛み合った佳品。ゴーストにあのような当初滑稽に見えた扮装をさせたことは結果としてゴーストの個性/固有性を消すことにつながり、実は非常に賢明な演出であったことがわかる。92分。欲を言えばもう30分使ってもう少し掘り下げて欲しかった。一大傑作になり損ねた秀作。

2020年8月2日日曜日

内田魯庵「犬物語」

Agora日本語読解辞典』において、内田魯庵犬物語冒頭部解析完了。

映画「SICILIAN GHOST STORY」

映像と音響が突出してすばらしいがあとの要素は凡庸。前者が魅力に溢れているだけに残念な作品。