2018年12月29日土曜日

鳥声も積もれる雪に浸み入りぬ

初雪積もる。
「鳥声《てうせい》も積もれる雪に浸み入りぬ」

2018年12月28日金曜日

湖の西初雪は疾くあたたかく

湖西の初雪。
「湖《うみ》の西初雪は疾《と》くあたたかく」

2018年12月27日木曜日

冬空に堂塔凛と並び坐し

法隆寺。その清澄さは比類なし。
「冬空に堂塔凛と並び坐し」

氣田雅子「ニヒリズムの思索」

Agora日本語読解辞典』において、氣田雅子「ニヒリズムの思索抜粋分析完了。

2018年12月24日月曜日

挨拶の遠き過去より届きける

今はもう急速に過去の記憶となりつつある地よりクリスマスカードが届く。
「挨拶の遠き過去より届きける」

京都教育大学総合科学課程日本語・日本文化専攻

「先生」の帰国をダシにした同窓会。思いのほかたくさんの卒業生が集まってくれた。とても懐かしく楽しい会だった。卒業後もそれぞれの人生にいろいろなことがあって、しかし変わらず優しく温かい学生たちばかりだ。今はない専攻だが、日言はやはりすばらしい専攻だったのだ。

2018年12月21日金曜日

二葉亭四迷「エスペラントの話」

『Agora日本語読解辞典』内の広告について

今日から『Agora日本語読解辞典』内の各ページに広告が出るようになった。
オンライン辞典の維持費用は、作った当初はさほどでもなかったのであまり気にしていなかったが、データ量・ページ数が増えるに従ってそれに伴う諸費用が、自腹を切るにしても無視できぬ額に増えてきた。無料の辞典であり続けるためには、少しでもコストを抑えなければならない。ユーザーの方が辞典内の広告をクリックしてくださるだけでほんのわずかずつではあるがコストの軽減につながる。ユーザーのみなさんの温かいサポートをお願いする次第である。

2018年12月18日火曜日

2018年12月17日月曜日

2018年12月14日金曜日

針山孝彦「生き物たちの情報戦略—生存をかけた静かなる戦い」

冬来たる長雨を集め湖黯し

夜明け前の琵琶湖を見下ろす。
「冬来たる長雨《ながめ》を集め湖《うみ》黯《くろ》し」

藤田嗣治展

会期末ぎりぎりに行くことができた。「没後50年 藤田嗣治展」。
以前にもここに書いたが、彼の作品には多かれ少なかれ「哀しみ」がつきまとうものが多い。そのことの内実を今回は考えることができた。
感じたことを急いで書き留めるために今回は走り書きにとどめる。
女。猫。他者。無表情。静。理解不可能性。理解不能な他者への関心。自画像さえ例外ではない。彼にとっては自己も他者だ。
郷愁。日本。フランス。ルネサンス。神。手に入らぬもの・場所・時への郷愁。
上記の二つの側面はどうやら一つの絵の中には共存せぬもののように見える。それが最もよくわかるのは名作「カフェ」だ。フランスへの郷愁に満ちたこの作品の女性には珍しく「人間」がある。言い換えればこの作品の女性は「他者としての女性」ではなく、敢えて言えば藤田自身なのかもしれない。構図にしても色彩にしても、極めて工夫に富んだこの作品をゆっくりと間近に観ることができただけでもこの展覧会は大きな意味があった。
他者は理解不可能である。その他者へ関心を向けざるを得ないことの中にある哀しみ。
いくら望んでももはや二度と得られぬものがある。そこへの断ち難き郷愁の中にある哀しみ。
いずれにしても、到達不可能な対象への愛と執着。到達不可能ゆえの哀しみ。それがダ・ヴィンチにもピカソにもなれなかった藤田の中に漂う哀しみではなかったか。

2018年12月6日木曜日

仕事せり桜紅葉を傍らに

故郷にいる幸福。
「仕事せり桜紅葉を傍らに」

2018年12月5日水曜日

三島由紀夫「孔雀」

Agora日本語読解辞典』において、三島由紀夫孔雀冒頭部分析完了。

曇るほど鶴翼山はのびやかに

昼のジョギング。対岸を望む。
「曇るほど鶴翼山はのびやかに」

戦友

昨夜本当に久しぶりに昔の「戦友」たちと呑んだ。同じ知り合いでも、昔ともに最前線で「戦い」生き残った仲間は格別である。たがいに異なる国に住み11年の没交渉の期間があったにもかかわらず、昔通りにたがいに遠慮会釈なく言いたいことを言い、笑い合う。みな事務方で、もう今は偉くなってしまっているが、腹を割って話し合える関係は昔と変わらない。いや、むしろ親密さを増していることに気づく。いい酒だった。また今日から頑張ろうと思う。

2018年12月4日火曜日

2018年12月2日日曜日

師走なり日の出を見んと駆け上がる

ジョギング最後の難所。
「師走なり日の出を見んと駆け上がる」