2020年7月31日金曜日
2020年7月30日木曜日
2020年7月29日水曜日
映画「Once Upon a Time in Hollywood」
映画のディテールにこだわる者、ハリウッド関係者、そして何よりタランティーノ・フリークにはたまらない映画なのだろうと想像はできる。何度見ても記憶に残るのは細部だけ。心の奥底には何も残らない。
2020年7月28日火曜日
映画「The Man in the Iron Mask」
Jeremy Irons, John Malkovich, Gérard Depardieu, Gabriel Byrne。名優たちが子どもの誕生日パーティで無理矢理お遊戯をさせられているように見えると誰かがどこかに書いていた。I cannot agree more.
2020年7月27日月曜日
映画「Gandhi」
一方的に肯定的な面ばかり描き賛美一辺倒になっていることは残念だが、この作品によってこの偉大な人物を知り、影響を受けた人は多かろう。芸術としての映画というより啓蒙的作品として価値がある。もちろん何度見てもベン・キングズレーの名演も忘れ難いものだ。
2020年7月26日日曜日
映画「I, Robot」
意外と面白かった、というのが正直な感想。個人的に関心のあるテーマだからかもしれないが。原作との関係とか色々言われているようだが、原作と映画とは別物の芸術作品なのだから、それほどこだわる必要はない。ロボットとの対極という意味において、ウィル・スミスのマッチョを対置したことは間違いではない。
2020年7月25日土曜日
2020年7月24日金曜日
映画「The Master」
エイミー・アダムス、 ホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマンの三人の演技と傑出した演出、カメラによって新興宗教の気味の悪さ、おぞましさを徹底して描いたら、結果として名作になった。
2020年7月22日水曜日
2020年7月17日金曜日
2020年7月16日木曜日
2020年7月15日水曜日
映画「Five Fingers for Marseilles」
評価は高い作品のようだが、私にはよく分からない箇所がいくつかあった。文化の違いというものはことほどさようにものを言う。全編に漂うアフリカの赤い土の香りが忘れ難い。
2020年7月14日火曜日
映画「About Time」
ドラマとしては秀作。私はイギリスのユーモアが好きだ。それに泣かせる。しかし映像の陳腐さを見ると、必ずしも映画という形態である必要はなかったとも思う。。。と一度書いたが、再見して訂正したい。テレビドラマなんぞでは、コーンウォールの潮風やロンドの路地の埃臭さや、そして生の奥深さは伝わらない。
映画「Casablanca」
この作品は何度観ても新たな感動を覚える。典型的なプロパガンダ映画でありながらこれほど魅力的な作品も他にはないのではないか。忘れられぬ台詞に満ちた脚本がすばらしい。そして、伝えられる監督との確執に苦しんでいたことも影響するのだろうか、バーグマンの悲劇的な美しさは映画史に燦然と輝く。
2020年7月13日月曜日
映画「FIDELIO, L'ODYSSEE D'ALICE」
二度目。前回より好感度は高まった。やはりこういう作品は何度も見返さないといけない。主演のAriane Labedがいい。それにしても邦題の「欲望の航路」はひどい。
2020年7月12日日曜日
映画「12 Years a Slave」
米国における白人中心主義の宿痾はこの作品においても乗り越え切れていない。受賞歴は輝かしいものだが、アングロ・アメリカ以外の主要な賞はいずれも取っていないように見える。
2020年7月11日土曜日
2020年7月10日金曜日
2020年7月9日木曜日
映画「Ninotchka」
映画を芸術だと考える者にとってその作品の価値は製作年代とは殆んど無関係だ。「Un carnet de bal」はこの「Ninotchka」の2年前の1937年の作品である。一見すると「Un carnet de bal」の方が古くさく見える。しかし、その深淵さには時代の限界がほとんど認められない。「Ninotchka」が古くさく見えるのはこの作品に普遍性が欠けていることを意味する。ただグレタ・ガルボの不滅の魅力のみがその存在価値を保証し続ける作品。
映画「Zero Dark Thirty」
イデオロギー性は棚上げして言うと緊迫感溢れる一流のサスペンスと言ってよい。好演の主人公は多くの仲間を失った挙句「見事に」作戦を成功させ、独り占めした輸送機でパキスタンを出国。しかし、パイロットに次の行先を尋ねられた彼女の頬を一筋の涙が流れる。彼女は次にどこへ行けばいいというのか。その彼女の涙に唯一芸術を感じる。
2020年7月8日水曜日
2020年7月7日火曜日
2020年7月6日月曜日
映画「Chariots of Fire」
何度も観ているが、いい作品だ。いつも力を与えられる気がする。ユダヤ人差別や階級格差が目立たぬ形でいくつか表現されてはいるが、その明瞭に描かぬ点を上品と取るか微温的と取るかは見方の別れるところだろう。
映画「Undir trénu/Under the Tree」
一度目に観た時はよくわからなかったのだが、二度目に観て、これは何度も何度も繰り返して観るべき作品だということがよく分かった。観る度に発見があるはずだ。Sigurðssonは飛んでもなく恐ろしい監督である。
2020年7月5日日曜日
2020年7月4日土曜日
2020年7月3日金曜日
映画「THE GUILTY」
場面は警察の通信指令室のみ。ストーリーは主人公の電話での会話によってのみ進行する。しかしその緊迫感と臨場感は予想をはるかに超えたものとなる。終わり方が今一つだったことが残念。先ほどの「Utøya 22. juli」もそうだが、ハリウッドの大スターや巨額の制作費やCGを使わずともすばらしい作品は作ることが出来るのだというよいお手本。
映画「Utøya 22. juli」
97分中72分がワンカット。手振れカメラの効果と相まって、観る者は無理矢理犯行現場に引きずり込まれる感覚。全く救いのない結果。絶大な心的効果。主演のアンドレア・ベルンツェンの演技力が高く評価される。
2020年7月2日木曜日
2020年7月1日水曜日
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