2020年9月30日水曜日
2020年9月29日火曜日
2020年9月28日月曜日
2020年9月27日日曜日
映画「IT:chapter one」(2017)
上質のホラーと青春モノの合体というキングお得意の話。恐怖を克服するのに力となるのは、大人たちではなく友情である。若者たちへのエールという点で秀逸な作品となっている。
2020年9月26日土曜日
映画「Unstoppable」(2010)
スコット兄弟はともに美術畑出身だけあって映像表現に特に定評があるが、このトニーの作品も、プロットとしてはありきたりのサスペンスだがカメラワークで大いに見せる。
2020年9月25日金曜日
2020年9月24日木曜日
映画「Hotel Mumbai」(2018)
カメラも演出もすばらしく、サスペンス映画としては秀逸。しかし、背景となる政治的・宗教的問題へのアプローチが致命的なまでに甘い。これではただのヒーローものである。ホテルの宣伝映画に終ってはならない。
2020年9月23日水曜日
映画「The Unknown Soldier」(2017)
戦闘。非日常の中の日常。残された家族。恋。友情。序列。。。戦争というものの様々な側面が取り上げられているが、通奏低音として流れるものは戦争というものに対する糾弾である。音楽(シベリウスの国)も映像も美しい。その中で繰り広げられる殺戮に次ぐ殺戮。
2020年9月22日火曜日
2020年9月21日月曜日
映画「THE THIRD WIFE(第三夫人と髪飾り)」(2018)
カイコ、血、水。。。比喩と自然美に溢れた美しい作品。テーマ自体は伝統的なアジアでは一般的なものだが、西洋人には新鮮なものに映るかもしれない。
2020年9月19日土曜日
2020年9月18日金曜日
2020年9月17日木曜日
映画「La Strada」(1954)
演出・脚本・カメラ・音楽・キャスト。すべてにおいて完璧な不滅の作品。
2020年9月16日水曜日
2020年9月15日火曜日
映画「The Mule」(2018)「The Last Movie Star」(2017)
両作品とも観るのは二度目。 わがままで身勝手な人生を送って来た男が老境に至りそれを悔い謝罪しようとする。共通点の多いテーマでまたどちらも主演の好演が見られる。自分の年齢も考えるといろいろと感じ考えさせてくれた作品を立て続けに観ることが出来て幸せだった。
2020年9月14日月曜日
映画「SILENCE」(2016)
力作であることは認める。しかし原作に引きずられているとはいえ信仰へのこだわりが強すぎる。ポルトガルなどの宣教師派遣が帝国主義的野心と表裏一体のものであることが幕府が禁教政策を採った最大の理由だったということへの言及が少なすぎる。イッセー尾形の演技はコントであり演劇ではない。少数派だろうが私はこの映画には感心しない。
2020年9月13日日曜日
2020年9月12日土曜日
映画「The Dark Knight」(2008)
善は悪の存在を前提とすることによって初めて存在することが可能となり、逆もまた然りである。従って、両者は互いを完全に抹殺することができない。それをすることはとりもなおさず自己の存在理由の抹殺に他ならないからである。ヒース・レジャーを得たクリストファー・ノーランの実力が遺憾なく発揮された作品。