2021年2月27日土曜日

三遊亭円朝「華族のお医者」

Agora日本語読解辞典』において、三遊亭円朝華族のお医者冒頭部解析完了。

映画「At Eternity's Gate」(2018)

ジュリアン・シュナーベルの芸術性とウィレム・デフォーの名演により、映画そのものがゴッホとなったような見事な作品へと結実した。

2021年2月25日木曜日

映画「The Peanut Butter Falcon」(2019)

ありきたりのロードムービーと言ってしまえばそれまでだが、役者たちのよさも手伝ってとても楽しめる作品となっている。

映画「Little Women」(2019)

名作がまた一つ名作を生んだ。役者陣も見事。

映画「The Last Movie Star」(2017)

三度目だが、観れば観るほど世評より高く評価したくなる作品。年齢のせいかもしれない。レイノルズにとっては最後にして最良の作品だと思う。これからも何度も観たい。

2021年2月24日水曜日

映画「Campeones」(2018)

ありきたりと言えばありきたり。しかし、斜に構えず素直に観れば、何かしら世界観を変えてくれる作品。役者たちに拍手。キーワードは「サブ」。

映画「Blue Story」(2019)

パワフルな映画。こういうものを生み出すにはそれを生み出すだけの悲惨な現実の存在を必要条件としなければならないのかもしれないとさえ思う。しかしそれなら作れなくともよいとも思う。

映画「Stalked」(2019)

男性中心主義を糾弾する意図は理解できるのだが、いかんせん主演俳優の実力がなさすぎる。

映画「Tel Aviv on Fire」(2018)

評価の高い作品だそうだが、私は1時間も持たなかった。そのユーモアの性格と私のそれとに親和性がないのだろう。

2021年2月21日日曜日

映画「武士の献立」(2013)

上戸彩の名演がすべて。御家騒動はもう少し軽く扱い料理自体により重きを置くやり方の方がよかった。一般受けはしにくいだろうが。

2021年2月19日金曜日

グスタアフ・ヰイド(Gustav Wied)作、森鷗外、訳「尼」

Agora日本語読解辞典』において、グスタアフ・ヰイド(Gustav Wied)作、森鷗外、訳「」冒頭部解析完了。

2021年2月17日水曜日

映画「La Gomera/The Whistlers」(2019)

音楽のみならず聴覚そのものに焦点を当てたような斬新な作品。Corneliu Porumboiu監督は奇才の評価がある人らしい。この作品ではドラマとしての粗が目立つがこれからが楽しみな人ではある。

映画「Q&A」(1990)

シドニー・ルメットのニューヨーク。暗く哀しいニューヨーク。

2021年2月16日火曜日

紫式部作、与謝野晶子/與謝野晶子訳「源氏物語」桐壺

Agora日本語読解辞典』において、紫式部作、与謝野晶子/與謝野晶子訳「源氏物語」桐壺、冒頭部解析完了。

映画「Double Indemnity」(1944)

脚本、映像、演出がすばらしいフィルム・ノワールの傑作。ここでもエドワード・G・ロビンソンが渋い。主演の男女が物足りないのが玉に瑕。

映画「De la part des copains」(1970)

非常に盛りだくさんな映画。印象的なシーンも散見されるのだが、いかにも散漫。ブロンソンの存在感だけで持っているような映画。

2021年2月13日土曜日

映画「Everyone Says I Love You」(1996)

私がミュージカルが苦手なことは何度も書いたが、これは例外。荒唐無稽だが、楽しい。趣味がいい。

2021年2月12日金曜日

映画「Il buono, il brutto, il cattivo」(1966)

時代遅れの感は否めぬが、それでもレオーネの、そしてマカロニウエスタンの最高傑作の一つであるとは思う。

2021年2月11日木曜日

映画「Midsommar」(2019)

2018年のHereditaryに続くAri Asterの長編。この作品も高い評価を受けているようだ。最後まで見てしまう作品であることは認めるが、しかし、やはり私には悪趣味なお遊びに見える。一度見れば十分。

2021年2月10日水曜日

映画「Rope」(1948)

原作の舞台劇の雰囲気を生かした見事なカメラワーク(全編をワンシーンでつなぐことと作品中の時間の流れと現実のそれが同時進行で進むこと)。ヒッチコックの作品としては例外的に古臭さを感じさせない。普遍性を持つ名作として私としては「サイコ」に次ぐものと評価したい。
2021.12.22.二度目の観賞。極めて高い完成度を再確認した。

2021年2月9日火曜日

映画「The Big Short」(2015)

啓蒙的悲喜劇。

映画「WE HAVE ALWAYS LIVED IN THE CASTLE」(2018)

男性支配とそれに対する女性たちの抵抗。おぞましさをよく表現している。

映画「Kingsman: The Secret Service」(2014)

とてもよくできた楽しい漫画を見た気分。しかし一度見れば十分。

2021年2月8日月曜日

映画「飢餓海峡」(1965)

この頃の日本映画にいかに実力があったかがよく分かる作品。特に映像と三国の演技が印象に残る。日本では数々の賞を取っているが世界的な賞は取っていない。しかし映像だけでも世界トップレベルだ。

映画「Hereditary」(2018)

何度も書いているように、ホラーは私の好みではない。しかし、トニ・コレットの特筆すべき名演は忘れ難い。

2021年2月4日木曜日

映画「Les traducteurs」(2019)

途中で投げ出した。高尚であろうとする、或いは高尚であると己惚れている学芸会。申し訳ないが、こんなものを作る意味が全く分からない。

映画「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile」(2019)

異常性を見事に演じたザック・エフロンを評価すべき。

映画「Blue Jasmine」(2013)

アレンの数ある傑作の中のひとつ。ケイト・ブランシェット、サリー・ホーキンスが特にすばらしい。

2021年2月3日水曜日

映画「Feedback」(2019)

ただ次から次へとうるさいドタバタが続くだけで、エディ・マーサンの演技以外は見るべきものがない。

映画「Casino」(1995)

豪華なキャストが、馬鹿者どもの馬鹿騒ぎを魅力的に演じている。馬鹿騒ぎは飽きるものだ。

2021年2月2日火曜日

映画「Chinatown」(1974)

何度観ても飽きることのないフィルム・ノワールの傑作。

映画「Teen Spirit」(2018)

話はありきたりのシンデレラ。ストーリー。しかしこの作品の魅力はひとえにエル・ファニングの名演とそれも含めたマックス・ミンゲラの演出に負う。

映画「Cape Fear」(1991)

関係者たちすべての熱は感じられるが、1991年作にしては作りがいかにも古臭いのが残念。

2021年2月1日月曜日

映画「The Good Liar」(2019)

話は杜撰な点が多過ぎる。しかし、ヘレン・ミレンとイアン・マッケランの二人の演技はとても楽しめる。

映画「Dawn of the Dead」(1978)

ホラーの中に様々な要素を組み込んだ名作。ホラーは好みではないので何度何度も観たいとは思わないが。

映画「Mystic River」(2003)

監督としてのイーストウッドは観る者に問題提起をするタイプの作品が多いが、これもその一つ。性犯罪・トラウマ・親子・家族・夫婦・友情・銃・・・。そのどれもが重要な問題だ。それに加えて、名優陣がそれぞれ見事な演技を見せる。何度も観たくなる作品である。