2022年3月31日木曜日

映画「Minority Report」(2002)

Steven Spielbergの中では映像的に優れた作品の部類に入るだろう。しかし何と言ってもPhilip Kindred Dickの原作のアイデアの魅力。

映画「Druk/Another Round」(2020)

欧州の先進国における飲酒習慣及び実存的危機の問題を提起した作品、と言うべきか。彼らはここまで弱くなったのか。Mads Mikkelsenの名演が忘れ難い。

映画「CHARLEY VARRICK」(1973)

Don Siegelの名作。半世紀前の作品なのに今観ても十分面白い。

2022年3月28日月曜日

映画「Nobody」(2021)

コミカルなヴァイオレンスというものは通常つまらないものだがこれは例外。笑わせたりハラハラさせたりゲーム的な楽しさもあったりとサービス満点。Bob Odenkirkの力が大きいのだろう。

2022年3月26日土曜日

映画「Braveheart」(1995)

史実と相違する箇所が随分あるようだ。娯楽大作として観るべき作品。

映画「Driving Miss Daisy」(1989)

心温まるユーモアに溢れ、かつ人種差別の問題を鋭く抉る永遠の名作。Jessica TandyとMorgan Freemanの名演も永遠の宝物。

2022年3月24日木曜日

映画「Girlhood/Bande de filles」(2014)

これもCéline Sciamma監督作品。話も演出も映像もキャストもすべてにおいて教えられることが多い。

2022年3月23日水曜日

映画「Naissance des pieuvres/Water Lilies」(2007)

Portrait de la jeune fille en feuもそうだった。私には未知なことをたくさん教えてくれる監督、Céline Sciammaはその一人である。

映画「The Remains of the Day」(1993)

原作(Sir Kazuo Ishiguro)、脚本、映像、そしてAnthony HopkinsとEmma Thompsonの名演。これぞイングランドの底力。

映画「The Piano」(1993)

美の女神とその彼女を取り巻く男たちの物語。その美の女神の感性を演じるというほとんど不可能なことをHolly Hunterはやってのけた。脚本も映像も女神に振り回される者たちのキャスティングもただ見事というほかない。

映画「Rust Creek」(2018)

在り来たりの話が演出と映像の魅力によって十分に批評に値する作品となった。Hermione Corfieldも名演。

2022年3月20日日曜日

映画「The Descendants」(2007)

可笑しく力強くとても美しい作品。

映画「Juno」(2007)

日本人のジジイから見るとぶっ飛んでるとしか言いようのない映画。繰り返し観て楽しませてもらいたい作品。Elliot Pageがすばらしい。

2022年3月18日金曜日

映画「Tell Them Willie Boy Is Here」(1969)

アメリカン・ニュー・シネマ。クセのある役をRobert Redfordが好演。Conrad L. Hallのカメラはここでも魅力的。

2022年3月17日木曜日

映画「Rust Creek」(2018)

在り来たりの筋立てだが、何か所かで深みを感じさせる脚本と、映像・音楽の秀逸さ、それにHermione Corfieldの好演のおかげで佳作に仕上がった。キーワードは「plan」。

2022年3月14日月曜日

映画「A Beautiful Day in the Neighborhood」(2019)

評価の高い作品らしいのだが、私にはどうも説教臭く聞こえて鼻白む場面が多かった。ラストシーンでTom Hanksがピアノの低音部を思い切り叩く場面にのみ真実の欠片を見たような気がする。

映画「Bridget Jones's Diary」(2001)

私の苦手なラブコメ。最後まで見られたのは一にも二にもRenée Zellwegerの名演のおかげである。

映画「La Pirate」(1984)

良くも悪くもフランスらしい作品。他では作れない。

映画「VFW」(2019)

私の好みではない。しかし、B級映画の傑作であることは間違いない。

2022年3月11日金曜日

映画「A Walk Among the Tombstones」(2014)

Scott Frank監督は脚本のみならず映像・音楽を駆使し、ただのクライムサスペンスに都会の詩情をもたらした。62歳になったLiam Neesonが心に深い傷を負った主人公の探偵を名演している。

2022年3月9日水曜日

映画「agente topo/The Mole Agent」(2020)

ドキュメンタリー風のフィクションではなくフィクション風のドキュメンタリー。主演(?)男性だけでなく監督をはじめとしたクルー、施設職員、すべての人々の基本的な善良さがこの作品の魅力を形作っている。

映画「Dead Man Walking」(1995)

Susan SarandonとSean Pennの名演がこの作品が宗教的プロパガンダに陥ることから辛うじて救っている。

2022年3月8日火曜日

映画「The Rock」(1996)

アクションとサスペンスはなかなかなものだが、脚本・演出の幼稚さ、ケイジのいつもながらのわざとらしさ、コネリーの隠しようのない衰え。こういう印象しか残らない。

2022年3月7日月曜日

映画「Winter on Fire」(2015)

これを観ると、ロシア侵略軍との圧倒的な軍事力の差にもかかわらずウクライナが今なお善戦を続けている背景がよく分かる。

2022年3月4日金曜日

映画「Ya no estoy aqui/I'm No Longer Here」(2019)

アイデンティティ・疎外・異文化間接触・同化。音と映像の魅力。Coral Puenteの存在感も忘れ難い。

2022年3月3日木曜日

映画「The Way Back」(2020)

話としてはありきたりだが、当時主人公と同様アルコール依存症に苦しんでいたというBen Affleckの半ばドキュメンタリー的な作品として心を打つ演技が印象に残る。

2022年3月1日火曜日

映画「Mad Max: Fury Road」(2015)

贅沢な娯楽大作。ヴィジュアル的な魅力には溢れるが深みはない。一度で沢山。

映画「Favolacce」

タイトル通りのFavolacce(悪の寓話)。脚本も美術もカメラもすばらしい。ただしこのどうしようもない後味の悪さは独特のもの。