2007年12月20日木曜日

お休み

 今日からイタリア休暇でソフィアを留守にします。このブログには31日に戻ってきます。

2007年12月18日火曜日

"Secret War" is not over at all!

Old U.S. Allies, Still Hiding in Laos:A desperate life for survivors of the Secret War in Laos

ローマ帝国史

 あさってからのイタリアでの休暇に向けてずっとこればかり「予習」しているので、ブログに書くネタがない。申し訳ない。
 それにしても、勉強は楽しい。そして楽しみ。

2007年12月15日土曜日

リヨン・オペラ

 CATVのMezzoでJacques OffenbachのOrpheé aux Enfersを観た。
 ハエだかハチだかゴキブリだかのたくさん出てくる、面白く刺激的な演出だった。歌手陣も演技力十分の熱演で現代的な演出に応え、ダンスの振り付けも面白いものばかりだった。
 いつも思うのだが、こういうのをさせるとフランスの人たちにかなう者はいない。

Wikipedia vs. Knol

 情報をめぐる闘い。質の向上のためには競争は必要不可欠だ。それが公平・健全なものである限り。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/7144970.stm

インフレ

 買い物に行った子どもが帰宅して開口一番「パンが下がってる。」
 レシートで確認すると、いつも買っているパンが0.72levaから0.69levaに下がっている。1ヶ月ほど前の価格に戻っているわけだ。
 たかが3円弱というなかれ。私たちが普段買っているものの中で、ソフィアに来て(セールを除き)値下がりを経験した物などこれまでなかったのだ。インフレは世界的現象だが、ここのインフレはひどいのである。
 こんな程度で少し得した気分にならねばならぬ哀れな小市民は、娘もよくできた娘で0.03levaの差に気づく。もっとも、ついでに(というよりこちらがお目当てで)買ってきたポテチとKitKatとコーラをいま傍らでガツガツ貪ってるわけであるが。
 

 降り始めた。天気予報は見てないが、今度のはこれまで以上に本格的なものになりそうな雲行きである。
 転んで頭を打たぬよう。ひどい風邪をひかぬよう。注意すべきはこの二点だけである。

2007年12月14日金曜日

ベートーヴェン『幽霊』

 バレンボイム・ズッカーマン・デュプレ。天才中の天才たちの若き日の火花散る物凄いトリオをCATVのMezzoでやっていた。
 魂が揺さぶられる、という慣用句はこのような芸術のためにのみ存在する。
 30年ほど前の収録だろう。FMをエアチェックしてテープが擦り切れるまでクラシックばかり聴いていた学生時代を懐かしく思い出した。

"The Solitude of Latin America"

Gabriel García Márquezのノーベル賞受賞スピーチ(1982)。痛切。

2007年12月13日木曜日

ブログの難しさ

 言うまでもなく情報管理をしながら書いているわけだからすべてを書くわけにはいかない。しかし、では公的情報のみ掲載していればいいかというと、そんな「情報提供ブログ」なら忙しい毎日の中わざわざ私までブログを持つ意味もない。
 「スランプ」を書いて以来、実に多くの反応をいただいた。
 少し弱みを見せれば心配をかけることになるし、いつもいつも強がっていては人間の声ではなくなる。
 私が悪名高い気分屋で、日単位どころか分単位で言う事の変わる奴だということを既に十二分に思い知らされている人でも、それがいざ活字になると、おおごとになってしまうらしい。
 難しいものである。
 しかし、おかげさまで最悪期は脱しつつあります。もうご心配なきよう。

2007年12月12日水曜日

「日本方式」

 私をよくご存知の方は私がナショナリストとは対極にある人間だということを知っているはずだ。
 その私が最近特に強く感じていることは、日本はなかなかよくやっている、ということである。
 現在の立場上詳論はできないが、日本人は、実に細やかな心配りをしながら仕事をする。こんなところにまで、と驚くほど細かい部分にまで注意しながら仕事をする。
 その日本方式を堅持している限り、スケールメリットを誇る21世紀の大国群に押し捲られる時代が来てもーーそしてそれは既に始まっているけれどもーーあの国はそう簡単には没落してゆかないのではないかという気がする。

スランプ

 ソフィアに来て5ヶ月になろうとしている。
 実をいうと、心身ともにあまりよい状態にはない。底を打ったのかどうかもまだわからない状態なので、少し心細いというのが正直なところである。
 週を追うごとに学生たちとの関係はよくなっているような気はする。少なくとも彼らが徐々に僕に「適応」してきてくれているという感触はある。もっとも、疲れている時に限って僕は授業中に躁状態に陥ることが多いので、にぎやかな授業になっているときは実は僕の内的状態はそれほどよくないということでもあるのだが。
 ごく少数の例外を除き労働状況も順調に推移していると信じる。この疲れは○○のせいだと原因を他に求めることも可能だが、それが僕にいささかでも脅威を与えるような存在でない以上、それもただの言葉でしかなく愚痴でしかない。
 親しい人たちは当然僕の状態の悪さに敏感で、色々と気分転換のための提案ややさりげない心遣いを提供してくれていて、その友情には本当に感謝している。その点で彼らのもつ温かさは格別のものである。
 しかし、いずれにせよ、外的な原因が存在しないとすると、この疲れは僕の内的状況に起因すると結論せざるを得ない。これは一体何なのだ。

2007年12月9日日曜日

Richard Dawkins

 むかし日本語訳で読んだ『利己的遺伝子』以来尊敬している科学者だが、きょうはBBCのHave Your Sayに出演して、世界中のキリスト教徒やイスラム教徒たちから集中砲火を浴びながら、一つ一つ誠実に応答しようと努力していた。しかし、当然ながら、対話が成立するはずもない領域である。ただ不毛な時間が流れていただけであった。
 テヘランとヴァティカン双方の最高宗教指導者を敵に回しているのだから、苦戦は必至である。異端裁判どころの話ではない。「真実」のためには狂信的暗殺者をも恐れないということか。本物の学者というものはこういうものなのか。
 ・・・しかし、まあ、よくやる。

猫(続)

 あれを読んだ何人かの人から、幸せそうだ、とかのんびりしてるね、という感想をいただいた。
 確かに、屋根の上で立ち往生している猫をしばし上から見ている余裕が今はある。
 ただ、こんな天気に、わざわざあんなルートを選んで、なんで、どこへ向かって、無理して移動する必要があるんだろう、とか、あ、ひと、いやネコのことは言えないか、とか、苦笑しながら観察していたことも事実である。

「歯に衣着せぬ」

とはこのようなことを言うのだろう。阿部眞之助(1953)「山縣有朋」(『近代政治家評伝』)。これだけ「明治の元勲」をこき下ろすことができるのは、やはり言論の自由を取り戻したばかりの敗戦直後だという時代状況があるのだろうが、それにしても「皇室」醜聞にまで踏み込んで書いている。このようなジャーナリストは現代の日本では絶滅した。

2007年12月8日土曜日

厚く霜のおりたトタン屋根の上を
そろそろと猫が行く
足を滑らせては途方に暮れて天を仰ぎ
正しい道を求めては天を仰ぎ
そろそろと猫が行く

若手日本語教師のみなさん

JENESYS 若手日本語教師派遣 募集

2007年12月7日金曜日

第2回例会終了

 Sofia日本語研究会第2回例会無事終了。前回の私の「思いつき」から何とか無理をして積極的に話を続けようと努力してくれたDarin Tenevに感謝する。
 もっと多くの人々にも聴いてもらいたいと思いながら聴いていた。深い思考と大胆な刺激を併せ持つ考察であった。無論私もたくさんの思考の「種子」を受け取った。
 おかげで、この研究会を続ける勇気が出てきた。

クリスマス

 今日は隔週にしてもらっている掃除の日だった。帰宅したら、各部屋・廊下・階段(私の寝室を除く。さすがに遠慮したらしい。)に飾りつけがしてあった。
 Аз съм материалист.(私は唯物主義者です。)と言ったとしても、何かが解決するわけでも事態が好転するわけでもないと知っている賢明な私は、彼女(いまだ名前を思い出せぬ)の好意を尊重し、すべてそのままにしてある。
 (「みなさん、「あの人もしばらく会わないうちにずいぶん人間が丸くなったものだ。」とはこのような時に使われる表現です。覚えておいてください。日本語能力試験には出ないと思いますが。」)

宇宙

(写真クリックで拡大:提供NASA)

「虚構」とは何か。「現実」とは何か。

Mirrors and copulation are abominable, for they multiply the number of men. (The Anglo-American Cyclopaedia)

学者も大変・・・

Top Ten Tips for Successful Networking

2007年12月6日木曜日

第2回例会

 Sofia日本語研究会。話題提供者はのDarin Tenev(Sofia大学文学部専任講師)。お近くの方はどうぞ。

2007年12月5日水曜日

成功したいの? じゃあ "Do your worst ! "

 余りにも馬鹿馬鹿しくて最後まで読んでいないのだが、こういうことを、中学生でなく、大の大人になってから教えてもらわなくてはならないというのは、実に悲しいことである。
Unhappy? Self-critical? Maybe you're just a perfectionist

2007年12月4日火曜日

Carolus Linnaeus

 ヒトはサメよりもはるかにメダカに近い。なぜならサメは骨を持たないから。系統発生論。
 リンネは「神」の創造の秩序を明らかにするために分類学を創始した。
 それが今では進化のプロセスを証明するものとなっている。
 今年は生誕300年だった。

オタワ地雷禁止条約

Cautious optimism for landmine

2007年12月1日土曜日

特別授業

 京都からお越しの後藤鶴翠氏による、書道・華道特別授業が無事終了した。大成功の部類であろう。Sofia大の、特に下級生にとっては、書道・華道ともに体験しながら学ぶという得難い経験となった。後藤氏に深く感謝する。
 また、貴重な花器等を快く貸してくださった日本大使館にも感謝する。

「サルの労働」

 おととい、ちょっとしたミスから、頭文字Pで分類してあった約15年分の文書の全てを失った。これまでで最大の損失である。
 目の前が真っ暗になるほどのショックであった。しかし、それがきっかけで、以前からTonyaに「サルの労働」(とロシア語では言うそうだ)とからかわれていた、
宿痾の如きデータ収集癖からほんの少しだけ自由になる努力をすることを決心した。
 さて、私は「ヒト」への進化の道を選択することができるだろうか。楽しみである。