2007年12月9日日曜日

「歯に衣着せぬ」

とはこのようなことを言うのだろう。阿部眞之助(1953)「山縣有朋」(『近代政治家評伝』)。これだけ「明治の元勲」をこき下ろすことができるのは、やはり言論の自由を取り戻したばかりの敗戦直後だという時代状況があるのだろうが、それにしても「皇室」醜聞にまで踏み込んで書いている。このようなジャーナリストは現代の日本では絶滅した。

0 件のコメント: