2009年12月18日金曜日

分析

At Japanese Cliffs, a Campaign to Combat Suicide
 日本における自殺の問題が極めて重大な問題であることは言うを俟たない。肝要なのは、緻密で深い分析に基づいた構造的な対策である。しかしNYTimesでさえこの程度の浅薄な記事しか書けないようでは、解決までの道のりは遠いと言わざるを得ない。経済的・心理学的説明だけで解決しないことは長年の失敗の蓄積を見れば容易に判る。そうではなく、歴史的・宗教的・社会的・文化的、その他あらゆる側面からの検討を進め、それらを総合してゆかなければ、この問題へは取り組めない。それほどまでに構造的な問題なのだ、これは。

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