日本大使公邸で開かれた。ブルガリアを代表する俊英14名を送り出す。
昨年まで彼らを迎える立場にあった僕が今は送り出す側にいることに一種の感慨を覚える。
そういえば昨年までは、意地悪く言えば、さてこの学生はどんな教師たちのもとで学んで来たのかな、という眼でまず学生を迎えていた。今は、ひとりひとりの学生たちに対して、彼らの日本での指導教員がいい教師であるようにと、心の中で祈る立場にある。
これが傲慢な見方であることは認めるが、もちろん自分もその埒外にあるわけではない。責任をもって教育する、ということはそれほどシビアなものだということを言いたいだけだ。
なお、パーティの際、いまは子どもと二人暮らしであることを聞いた大使夫人が手ずから子どもにお土産を下さった。感謝する。
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