2020年11月30日月曜日

映画「Lucy」(2014)

プロットは幼稚だが、とにかくヨハンソンがはまり役ですばらしい。

映画「Blade Runner 2049」(2017)

 とにかく映像が美しい。それだけでもこの作品には大きな価値がある。

2020年11月27日金曜日

映画「Una pistola per Ringo」(1965)

 シュールというのか荒唐無稽というのか。古臭いがプロットはそう悪くない。

映画「舟を編む」(2013)

言葉や学問に対する姿勢がやはり漫画は漫画と言われても仕方のない幼稚さ。キャスティングはよくできている。

2020年11月26日木曜日

映画「Escape From Alcatraz」(1979)

「ダーティ・ハリー」で証明済みのイーストウッド、シーゲルの名コンビ。41年前の映画で筋は単純だが、サスペンス感はさすが。

2020年11月25日水曜日

映画「天国と地獄」(1963)

脚本とカメラ。これも黒沢の天才を証明する一本。

映画「The Man Who Killed Don Quixote」(2018)

大騒ぎした割には、という印象。個人的には私の好みの作り方ではない。

2020年11月22日日曜日

映画「The Vanishing」(2018)

ジェラルド・バトラーの演技以外には特に見るべきものがないような印象を受けた。

映画「The Adjustment Bureau」(2011)

 筋立ては陳腐だが、主演の二人の魅力で最後まで見せる。

2020年11月19日木曜日

映画「隠し砦の三悪人」(1958)

会話劇とアクションの絶妙な組み合わせ。カメラもすばらしい。映画ならでは表現し得ぬ世界。

映画「Le Samouraï」(1967)

話の荒唐無稽さは全く気にならない。アラン・ドロン。ジャン=ピエール・メルヴィル。アンリ・ドカエ。このトリオがフレンチ・フィルム・ノワールの傑作を生んだ。

2020年11月18日水曜日

映画「蜘蛛巣城」(1957)

私は黒沢作品の中ではこれを「七人の侍」の次に評価する。黒沢の力と共にシェイクスピアの普遍性をも証明するものとなった。

2020年11月17日火曜日

映画「羅生門」(1950)

敗戦後の日本を勇気づけることになった、高い世界的評価にふさわしい作品。何度見ても、今見ても、変わらず新鮮な驚きをもたらすカメラワーク。黒澤の偉大さは言うまでもない。それと共に黒沢作品とは切っても切れない宮川一夫の存在はもっともっと注目されてよい。
2021.12.14.何度目かの観賞。役者たちも悪くない。特に当時まだ女優としてはそれほど売れていなかった京マチ子の演技は見事である。しかし、それにしてもこの作品はつくづく、ストーリーテラーとしての芥川による散文芸術と黒澤と宮川による映像芸術の融合なのである。

映画「Three Days of the Condor」(1975)

シドニー・ポラック。ロバート・レッドフォード。フェイ・ダナウェイ。お見事。

映画「Widows」(2018)

良くも悪くも作り物。息をもつかせぬ荒唐無稽のローラーコースター。もっと深みがあれば大傑作になっただろうが、それではこの監督の持ち味が消えてしまうのかな。

2020年11月16日月曜日

映画「Sorcerer」(1977)

 43年前はこれがサスペンスだったのだろうが、今から見ればまだるっこしさは免れない。

2020年11月13日金曜日

映画「HOMBRE」(1965)

 カメラ・脚本・キャストがすばらしい。半世紀以上前の作品だが古臭さを感じさせない。

映画「Bullets Over Broadway」(1994)

すばらしい。虚実皮膜、「劇中劇」中劇、だ。道理でこの20年後にミュージカル化された。

映画「Au bout des doigts」(2018)

漫画の実写版か?時間の無駄だった。

2020年11月12日木曜日

映画「The Greatest Show on Earth」(1952)

 公開当時いかに称賛を浴びようと、結局時の審判に耐え得なかった作品の一つ。

映画「Rush」(2013)

レースシーンの見事さに、車の運転を再開したくなった。

映画「Le grand bain」(2018)

すべての負け犬に贈る。こういう映画を作らせたらフランス人にかなう者はいない。

2020年11月11日水曜日

映画「Love in the Afternoon」(1957)

偏見の誹りは免れないとは分かっているが、私はこの手のものを時代遅れとしか感じない。

映画「Sparring」(2018)

マチュー・カソヴィッツの孤軍奮闘。物語がありきたり。ハリウッドに作れないものを作るのがフランスのはず。

2020年11月10日火曜日

映画「Casino Royale」(2006)

 例によって幼稚な話。しかしアクションはなかなか見せる。

映画「LE GRAND BLEU: VERSION LONGUE」(1988)

 男は海、女は陸、などと陳腐なことは言うまい。映像の美しさは文句なし。しかし、プロットが雑。

映画「NOS BATAILLES」(2018)

わざわざ映画にせずともテレビドラマでも作れる作品だという悪口を言いたくならないわけでもないが、それにしても登場人物たちの人物像の等身大の描き方が心を打つ。こういう味わいはやはりヨーロッパにしか出せない。

2020年11月9日月曜日

映画「LINCOLN」(2012)

ダニエル・デイ=ルイスの演技は本当にすばらしい。しかし、観たのが吹き替え版だったせいもあるのかもしれないが、全体としては芸術作品にはなり得ていないという印象を与える。これは総じてスピルバーグの作品に言えることだが。

映画「Bowling for Columbine」(2002)

 イデオロギー先行のきらいがあるがそれでも高い評価を受けたのは、それほどこの問題が根深いということなのだろう。

映画「Sibyl」(2019)

「人生はフィクションだ。欲しいものは何でも作り出せる。」しかしそうでないものも確かに存在する。最後の子どもの問いがそれを指し示す。子役たちの演技のみが輝く皮肉。

2020年11月6日金曜日

映画「My Darling Clementine」(1946)

ジョン・フォード作品の中では最も好きな作品。ジョン・ウェインがおらず、映像・音楽・キャスト、すべてが完璧。特に映像の美しさは例を見ない。西部劇のみならず映画史全体においても永遠に残る芸術となっている。今回観た劇場公開版の出来は良くない。いつかオリジナルを見たい。

2020年11月5日木曜日

映画「Richard Jewell」(2019)

例によって物議をかもしつつ、当時89歳のクリント・イーストウッドが監督としての力量を見せた、力強さを持つ作品の一つ。キャシー・ベイツの名演も忘れ難い。

映画「U-571」(2000)

 カメラとキャストの成功により良質のサスペンスに仕上がった。潜水艦という密室世界の話なのだから展開がダイナミズムに欠けるのは仕方がない。

映画「Dogman」(2018)

これもハリウッドには作れないいかにもイタリア的な作品。マルチェッロ・フォンテの名演が忘れ難い印象を残す。

映画「Tout le monde debout」(2018)

障害者に関するきれいごとに終らない勇気とフランス的ユーモアに拍手。アレクサンドラ・ラミーがすばらしかっただけに主演男優の今一つなのが残念。

映画「ABGESCHNITTEN」(2018)

 複雑。難解。ハリウッドにはなじまない、いかにもドイツらしいサスペンス映画。一筋縄ではいかないところは私の好みだが、人によっては嫌うだろう。

2020年11月4日水曜日

映画「King Lear」(2018)

 シェイクスピアをこの名優ぞろいのキャストでやれば失敗のしようがない。

映画「Le Sens de la fête」(2017)

 フランスにもまだこんな極めて上質のコメディを創る力が残っていた。

2020年11月2日月曜日

映画「Wall Street」(1987)

 ここはオリバー・ストーンの力量を賞賛すべきだろう。

映画「The Death of Stalin」(2017)

「ユーモアとホラーの綱渡り」。

映画「Vargur」(2018)

 突っ込みどころ満載の拙劣な作り。北欧の冬のあの凍てついた空気を思い出させてくれたのが唯一の長所。