2021年6月8日火曜日

映画「Song to Song」(2017)

余りにも美しく(Emmanuel Lubezkiに拍手)、余りにも強く分りやすさを拒絶する作品。
Terrence Malickの支持者にしか愛されないであろう作品。それで構わない。彼にはもっともっと撮ってほしい。
2021.11.10.三度目の観賞。人はこれがTerrence Malick74歳の作品であることを知るべきである。一定の人生知を蓄積した後でなくては理解不可能な世界が確実に存在する。10年前であれば私にもこの作品は理解(より正確には「感じること」)が不可能であっただろう。129分観続けることはきつい。無論退屈さ故ではない。一瞬一瞬が余りにも痛切に私を打つからだ。

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