2021年9月1日水曜日

映画「Dolor y gloria/Pain and Glory」(2019)

傑作。Pedro Almodóvarがスペインの、そしてヨーロッパの底力を見せてくれた。
2021.12.20.二度目の観賞。映像の美しさ、特に色彩の芸術性。名優たちを自在に輝かせる演出。ラストシーンで観る者をあっと言わせる技量。Pedro Almodóvarの玉手箱からはこれからも続々と宝物が出てくることだろう。
2022.02.06.三度目の観賞。母と子。性の目覚め。ノスタルジア。「赤」の美。センチメンタルな歌声。彼の作品のどれにも当てはまることだが、彼は映画とは文学と絵画と音楽が織り交ぜられた総合芸術なのだということをいつも観る者に思い出させてくれる。

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