2020年11月17日火曜日

映画「Widows」(2018)

良くも悪くも作り物。息をもつかせぬ荒唐無稽のローラーコースター。もっと深みがあれば大傑作になっただろうが、それではこの監督の持ち味が消えてしまうのかな。

2020年11月16日月曜日

映画「Sorcerer」(1977)

 43年前はこれがサスペンスだったのだろうが、今から見ればまだるっこしさは免れない。

2020年11月13日金曜日

映画「HOMBRE」(1965)

 カメラ・脚本・キャストがすばらしい。半世紀以上前の作品だが古臭さを感じさせない。

映画「Bullets Over Broadway」(1994)

すばらしい。虚実皮膜、「劇中劇」中劇、だ。道理でこの20年後にミュージカル化された。

映画「Au bout des doigts」(2018)

漫画の実写版か?時間の無駄だった。

2020年11月12日木曜日

映画「The Greatest Show on Earth」(1952)

 公開当時いかに称賛を浴びようと、結局時の審判に耐え得なかった作品の一つ。

映画「Rush」(2013)

レースシーンの見事さに、車の運転を再開したくなった。

映画「Le grand bain」(2018)

すべての負け犬に贈る。こういう映画を作らせたらフランス人にかなう者はいない。

2020年11月11日水曜日

映画「Love in the Afternoon」(1957)

偏見の誹りは免れないとは分かっているが、私はこの手のものを時代遅れとしか感じない。

映画「Sparring」(2018)

マチュー・カソヴィッツの孤軍奮闘。物語がありきたり。ハリウッドに作れないものを作るのがフランスのはず。

2020年11月10日火曜日

映画「Casino Royale」(2006)

 例によって幼稚な話。しかしアクションはなかなか見せる。

映画「LE GRAND BLEU: VERSION LONGUE」(1988)

 男は海、女は陸、などと陳腐なことは言うまい。映像の美しさは文句なし。しかし、プロットが雑。

映画「NOS BATAILLES」(2018)

わざわざ映画にせずともテレビドラマでも作れる作品だという悪口を言いたくならないわけでもないが、それにしても登場人物たちの人物像の等身大の描き方が心を打つ。こういう味わいはやはりヨーロッパにしか出せない。

2020年11月9日月曜日

映画「LINCOLN」(2012)

ダニエル・デイ=ルイスの演技は本当にすばらしい。しかし、観たのが吹き替え版だったせいもあるのかもしれないが、全体としては芸術作品にはなり得ていないという印象を与える。これは総じてスピルバーグの作品に言えることだが。

映画「Bowling for Columbine」(2002)

 イデオロギー先行のきらいがあるがそれでも高い評価を受けたのは、それほどこの問題が根深いということなのだろう。

映画「Sibyl」(2019)

「人生はフィクションだ。欲しいものは何でも作り出せる。」しかしそうでないものも確かに存在する。最後の子どもの問いがそれを指し示す。子役たちの演技のみが輝く皮肉。

2020年11月6日金曜日

映画「My Darling Clementine」(1946)

ジョン・フォード作品の中では最も好きな作品。ジョン・ウェインがおらず、映像・音楽・キャスト、すべてが完璧。特に映像の美しさは例を見ない。西部劇のみならず映画史全体においても永遠に残る芸術となっている。今回観た劇場公開版の出来は良くない。いつかオリジナルを見たい。

2020年11月5日木曜日

映画「Richard Jewell」(2019)

例によって物議をかもしつつ、当時89歳のクリント・イーストウッドが監督としての力量を見せた、力強さを持つ作品の一つ。キャシー・ベイツの名演も忘れ難い。

映画「U-571」(2000)

 カメラとキャストの成功により良質のサスペンスに仕上がった。潜水艦という密室世界の話なのだから展開がダイナミズムに欠けるのは仕方がない。

映画「Dogman」(2018)

これもハリウッドには作れないいかにもイタリア的な作品。マルチェッロ・フォンテの名演が忘れ難い印象を残す。

映画「Tout le monde debout」(2018)

障害者に関するきれいごとに終らない勇気とフランス的ユーモアに拍手。アレクサンドラ・ラミーがすばらしかっただけに主演男優の今一つなのが残念。

映画「ABGESCHNITTEN」(2018)

 複雑。難解。ハリウッドにはなじまない、いかにもドイツらしいサスペンス映画。一筋縄ではいかないところは私の好みだが、人によっては嫌うだろう。

2020年11月4日水曜日

映画「King Lear」(2018)

 シェイクスピアをこの名優ぞろいのキャストでやれば失敗のしようがない。

映画「Le Sens de la fête」(2017)

 フランスにもまだこんな極めて上質のコメディを創る力が残っていた。

2020年11月2日月曜日

映画「Wall Street」(1987)

 ここはオリバー・ストーンの力量を賞賛すべきだろう。

映画「The Death of Stalin」(2017)

「ユーモアとホラーの綱渡り」。

映画「Vargur」(2018)

 突っ込みどころ満載の拙劣な作り。北欧の冬のあの凍てついた空気を思い出させてくれたのが唯一の長所。

2020年10月31日土曜日

映画「Ford v Ferrari」(2019)

いかにもアメリカ人好みの作品。クリスチャン・ベールがすばらしい演技。レースシーンも臨場感に溢れている。筋は単純。

2020年10月28日水曜日

映画「The Front Runner」(2018)

 脚本の生々しさは注目に値するが、問題の核心を掘り下げる力に乏しい。こういう映画にそれが欠けていることは致命的。

2020年10月27日火曜日

映画「Nicholas and Alexandra」(1971)

盛り沢山な内容をちりばめた、結果的に散漫に終わった大叙事詩。しかし50年前の歴史映画としてはよくできている方だと思う。

映画「Lazzaro felice」(2018)

 イタリアにはまだこんな深みのある映画を作る力が残っていた。

映画「The Evil Dead」(1981)

 名作として有名な作品だが、個人的に受け付けないところがあるようで、最後まで見る忍耐力はなかった。

2020年10月26日月曜日

映画「Hitch」(2005)

 最初の20分でギブアップ。映画そのものの出来というよりも、私はやはり「ロマンチック・コメディ」という奴が苦手である。

2020年10月24日土曜日

映画「The Devil's Advocate」(1997)

 スターを揃えた乱痴気騒ぎ。最後の最後のひねりでやや救われるが、そこまで我慢して見てくれる人が何人いるだろう。

映画「John Wick」(2014)「John Wick: Chapter 2」(2017)

 評価は高いようだが、私には面白くなかった。哲学も映像の魅力もない。コンピューターゲームの実写版。

2020年10月23日金曜日

映画「Texas Across the River」(1966)

当時もてはやされた古典であっても、時代の風雪に耐え得るものとそうでないものがある。これは後者である。最初の10分でさじを投げた。

映画「Summer of 84」(2018)

 子どもだましだが、結構はらはらさせる。最後も怖い。面白かった。

2020年10月21日水曜日

映画「Love Is a Many-Splendored Thing」(1955)

筋立ても乱暴な、今となっては時代遅れのメロドラマだが、ナット・キング・コールの美声と丘の上の一本の木は映画史上に残るものとなった。

中原中也「Me Voila――a Cobayashi」

『Agora日本語読解辞典』において、中原中也「Me Voila――a Cobayashi」冒頭部解析完了。

2020年10月20日火曜日

映画「French Connection II」(1975)

 前作には及ばないが、それでも最後まで見せる。

2020年10月19日月曜日

映画「The Bodyguard」(1992)

 音楽がすばらしい。映画としての完成度は低い。

映画「Taken」(2008)

 荒唐無稽。息をもつかせぬスピードとアクションを楽しむ作品。良くも悪くもリュック・ベッソン。

2020年10月18日日曜日

年輪

 「年を取る」のではなく「年輪を重ねる」ということがここにある。

https://www.youtube.com/watch?v=lr1iKrTqa2w


映画「A Perfect World」(1993)

クリシェと言えばクリシェの箇所も散見するが、クリント・イーストウッドがケビン・コスナーの名演を引き出した形。子役も傑出。

2020年10月17日土曜日

2020年10月16日金曜日

映画「Bad Times at the El Royale」(2018)

 娯楽と芸術との両立に見事に成功している。ドリュー・ゴダード。次が楽しみ。

映画「The Deadly Trackers」(1973)

 観念主義者のアメリカ人保安官が妻子が殺害されたことを契機に現実主義者に転化、その観念主義は途中で出現するメキシコ人保安官に体現されることになる。最後に前者は後者に射殺されるように自ら仕向けることにより自身の中の二面性を解消する。それを描いた異色の西部劇だと考える者にはなかなか興味深い作品。

朝焼けの朱のみならず鰯雲

 朝焼けの朱《あけ》のみならず鰯雲

映画「Gully Boy」(2019)

 筋書きは陳腐この上ない(特にエンディング)。しかし、音楽がすばらしい。

2020年10月15日木曜日

永井荷風「畦道」

『Agora日本語読解辞典』において、永井荷風「畦道」冒頭部解析完了。

映画「The Boat」(2018)

 低予算で最後まで引っ張れる作品を作ったのは褒められてよい。しかし一度で沢山。

2020年10月14日水曜日

映画「Bohemian Rhapsody」(2018)

主演のラミ・マレックが傑出。音楽もすばらしい。脚本は凡庸。

映画「American Animals」(2018)

特に感心したわけでもない。しかし、もう一度見ればよさがわかってくるのかもしれないと思わせるだけのものはある。

映画「The Eddy Duchin Story」(1956)

 時代の限界は感じるが、それなりのよさは認めるべき作品である。

映画「Death Proof」「Planet Terror」(2007)

両作品とも ハチャメチャでいてしかし映画的な仕掛けがたくさんされていて、とても楽しめる作品。女の勝利。

2020年10月13日火曜日

映画「The French Connection」(1971)

 何度見ても古さを感じさせない上質の刑事もの。これぞクラシック。

映画「Au revoir là-haut」(2017)

 冒頭からカメラがすばらしく期待したのだが、引き込まれたのは戦争場面までで、あとはマンネリ気味。筋も無理がある。良くも悪くもフランス的。。。。と、ここまで書いたのが初めての視聴の時。1か月後に2回目を観た。欠点がそれほど印象に残らず、逆にフランスらしいユーモアと芸術性に感心した。

2020年10月12日月曜日

ドストエーフスキイ作・神西清、訳(1952)「永遠の夫」

『Agora日本語読解辞典』において、ドストエーフスキイ作・神西清、訳(1952)「永遠の夫」冒頭部解析完了。

映画「Green Card」(1990)

設定に無理があり過ぎていかにもアメリカ人の好きそうなおめでたい作品になってしまった。主演の二人はすばらしい。

映画「American Beauty」(1999)

初見で、それも途中から見たので公平な評価は下せない。これがアカデミー作品賞を取るということはアメリカ人に響く作品なんだろうな、というのが暫定的な感想。映像の魅力は容易にわかる。全体的な評価は次に観る機会を待つことにする。

2020年10月11日日曜日

2020年10月10日土曜日

映画「Damage」(1992)

ルイ・マル、ミランダ・リチャードソン、ジュリエット・ビノシュ、ジェレミー・アイアンズは現代の悲劇を創り出すことに成功している。

2020年10月9日金曜日

映画「Two Mules for Sister Sara」(1970)

 全体としては荒唐無稽な話だが忘れ難いシーンの多い作品。まだ売り出し中のクリント・イーストウッドに既に大女優であるシャーリー・マクレーンの名演が加わって、この二人を生かすドン・シーゲルの演出で見せる。

2020年10月8日木曜日

映画「Le Livre d'image」(2018)

 ゴダールの、特に後期の作品は、他のジャンルでは到底不可能な、映画というジャンルのみが表現し得る芸術である。これこそが映画芸術である。

映画「Something's Gotta Give」(2003)

 いかにもアメリカ人が好きそうなロマンチック・コメディ。いい役者ぞろいで楽しめたが、一度でいい。

2020年10月7日水曜日

映画「How to Steal a Million」(1966)

 評価の高い作品だが、今回初めて見た。疲れていることもあったのかもしれないが、途中で投げ出してしまった。私にはどうもこういうユーモアは分からない。

映画「East of Eden」(1955)

 それにしてもジェームズ・ディーンの凄いこと。

映画「The Immigrant」(2013)

 名作。マリオン・コティヤールの名演。フェリーニの「道」へのオマージュも認められる。

2020年10月6日火曜日

映画「The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society」(2018)

 イギリスの映画。イギリスらしい映画。イギリスにしか作れない映画。イギリスの良さに溢れた繰り返し観るべき映画。

映画「The Dark Knight」(2008)

 「顔」とは何か。

2020年10月5日月曜日

映画「Air Force One」(1997)

 ハリウッド娯楽大作特有の大袈裟な荒唐無稽さ。ただ、かなりのサスペンス効果がある。

2020年10月4日日曜日

映画「Gunfight at the O.K. Corral」(1957)

 この間延びしたリズムはあながち時代のせいとばかりは言えまい。今回見たのは吹き替え版(テレ東版(1975))だったのだが、その出来があまりにも稚拙だった。公平を期して次回はオリジナルを見ることにする。

映画「The Teacher」(2017)

 問題の扱い方が少し浅すぎるきらいはあるが、子どもたちや教育に関しては、こういうアプローチも無意味ではない。

映画「A Fistful of Dollars」(1964)

黒沢の「用心棒」(1961)のリメイクである本作が娯楽作品として一級品となったことにより、逆にオリジナルが芸術として一級品であることが再認識される結果となった。

2020年10月3日土曜日

映画「Bad Boys for Life」(2020)

筋立ては恐ろしく幼稚だが、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの変らぬ息の合った演技が魅力。

2020年10月2日金曜日

映画「IT:chapter two」(2019)

 傑作であった前作には及ばないが、キャストも含めてよく前作とのつながりを保つことにより楽しめる作品となった。

映画「White Boy Rick」(2018)

マシュー・マコノヒーの名演に尽きる。

2020年10月1日木曜日

映画「Madigan」(1968)

あまり感心しなかった。ドン・シーゲルにとっては結果的に3年後の傑作「ダーティ・ハリー」への予習になったような作品。ラッセル・メティのカメラがすばらしい。

寺田寅彦「アインシュタイン」

『Agora日本語読解辞典』において、寺田寅彦「アインシュタイン」冒頭部解析完了。

2020年9月30日水曜日

坪内逍遥(春のやおぼろ)「牡丹灯籠 序」

『Agora日本語読解辞典』において、坪内逍遥(春のやおぼろ)「牡丹灯籠 序」冒頭部解析完了。

映画「Stan & Ollie」(2018)

 何と言っても主役の二人の素晴らしいこと。気持ちよく泣き笑いさせてくれる映画というものはそうあるものではない。

映画「The Hateful Eight」(2015)

 筋立て・映像の素晴らしさ。タランティーノ節全開。

2020年9月29日火曜日

映画「Raging Bull」(1980)

息を呑む「デ・ニーロ・アプローチ」。

映画「A Star Is Born」(2018)

リメイク必ずしも二番煎じならず。ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガが輝く。

映画「In the Line of Fire」(1993)

 筋書きにはかなり無理があるが最後まで見せる。何と言ってもジョン・マルコヴィッチの存在感が突出。

2020年9月28日月曜日

映画「Film Stars Don't Die in Liverpool」(2017)

 前にも書いたが、私は恋愛ものが苦手だ。しかし主演の二人と演出・カメラがすばらしい。脇役たちもなかなかよい。

2020年9月27日日曜日

映画「IT:chapter one」(2017)

 上質のホラーと青春モノの合体というキングお得意の話。恐怖を克服するのに力となるのは、大人たちではなく友情である。若者たちへのエールという点で秀逸な作品となっている。

2020年9月26日土曜日

映画「Unstoppable」(2010)

 スコット兄弟はともに美術畑出身だけあって映像表現に特に定評があるが、このトニーの作品も、プロットとしてはありきたりのサスペンスだがカメラワークで大いに見せる。

2020年9月25日金曜日

映画「The Big Country」(1958)

 脚本・映像・音楽・キャスト、すべてにおいてすばらしい。西部劇における一つの金字塔。

映画「The Big Sick」(2017)

 脚本がすばらしい。その魅力は尽きることがない。

映画「Doctor Sleep」(2019)

 克服と再起の物語。少女が希望の先頭に立つことは一般的ではあるが、観る者を救うことは間違いない。

2020年9月24日木曜日

映画「Lincoln Lawyer」(2011)

よくある法廷ドラマと言ってしまえばおしまいだが、なんといってもマシュー・マコノヒーの存在感は特筆すべき。

映画「We Own the Night」(2007)

監督ジェームズ・グレイ、出演ホアキン・フェニックス、マーク・ウォールバーグなどの顔ぶれでそれでこの程度の作品に終ったのか、という感想を持つ作品。

映画「Hotel Mumbai」(2018)

 カメラも演出もすばらしく、サスペンス映画としては秀逸。しかし、背景となる政治的・宗教的問題へのアプローチが致命的なまでに甘い。これではただのヒーローものである。ホテルの宣伝映画に終ってはならない。

2020年9月23日水曜日

映画「The Unknown Soldier」(2017)

戦闘。非日常の中の日常。残された家族。恋。友情。序列。。。戦争というものの様々な側面が取り上げられているが、通奏低音として流れるものは戦争というものに対する糾弾である。音楽(シベリウスの国)も映像も美しい。その中で繰り広げられる殺戮に次ぐ殺戮。

2020年9月22日火曜日

映画「Joker」(2019)

「親」に関するトラウマが或る偶発事によってエスタブリッシュメント(富裕層・エリート・治安維持権力等)に対する攻撃へと転化する。