2008年11月30日日曜日

話し相手

偉くてマナーの悪い人物をどう扱うか
 別に相手が偉かろうが偉くなかろうがこんな奴がいたら僕は平気で機嫌を損ねるが、それでも後味は決してよいものではない。確かに世界中どこにでもこういう手合いがいる。聴衆の99%がすばらしい人たちでも1%こういうのがいたときの講演は最悪だ。
 講演に限らない。講義でも演習でも日常のおしゃべりでもそうだ。
 最高の話し相手は自分のすばらしさに気づいていないすばらしい人。当然のことだがこういう人にはめったに出会えない。逆に最低は自分の馬鹿に気づいていない馬鹿。これも少数だが存在する。
 結局のところ、リスクが大きすぎるのである。商売上講演が必要悪である山崎さんのような人でない限り、自分の馬鹿に気づいている馬鹿が心静かに生きてゆくためには、できる限り人との付き合いを減らしたほうがいい、という結論にしかならないのである。

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