2008年11月5日水曜日

変化

 きのう休憩時間に廊下を歩いていたら、2年生の3人のグループに呼び止められ、終わったばかりの授業の中で紹介した文のうちの一つの格関係に関する質問をしてきた。三人で議論をしていたという。この大学に来て1年が過ぎて、そもそも授業以外で、廊下で呼び止められて、教科内容に関して質問をされたのは全学年ではじめてである。2年生で、それも日本語での質問だ。
 それがどうしたと言われるかもしれないが、兆しはこれだけではない。何かが変わり始めている。それが何かということは、様々な要素が絡み合っているだろうから軽々には言えないが、しかし2年目に入り、全学年において、何かいい方向への変化が起こり始めている。それを強く感じる。
 教師はそのような日々の変化を肌身に感じながら仕事をすることができる。ありがたい職業である。

0 件のコメント: