2010年8月23日月曜日

Milan Kundera

 彼はどこかで言っている。「小説家にとって、所与の歴史的状況は、「人間存在とは何か?」という基本的な問いを探究する文化人類学的な実験室である。」
 その「実験室」における研究から生み出された「現実」を叩きつけるかのようにして初めて突きつけられたのは私が20代の後半の頃だったと思う。そしてそれは私が今ブルガリアに生きている「現実」ともどこかでつながっている、と今は思う。

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