2009年3月29日日曜日

信仰というもの

Rutjens, B. et al., "Things Will Get Better: The Anxiety-Buffering Qualities of Progressive Hope," Personality and Social Psychology Bulletin (forthcoming)の実験結果によれば、宗教心が弱い人ほど「進歩」「成長」への信仰を持ちやすいという。ひとは絶対神を持たずともいずれにしろ何らかの「信仰」を持ちやすいという風に考えることもできる。また、日本社会の人々の特徴とされることの多い諸属性――我慢強さ・勤勉・楽観主義など――を、彼らの間での絶対神への依存度の低さという角度から分析してみるのも面白いかもしれない。

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