2008年7月26日土曜日

El otoño del patriarca

 Gabriel García Márquez。1975年作品。
 彼の作品のいずれにも言えることだが、私の場合はどうも意識下で大きな影響を受けるらしく、彼の作品を読んでいる間は奇妙な夢を見ることが多い。
 それはこの『族長の秋』にもあてはまる。目覚めてからも、ああさっきの夢はあのシーンの焼きなおしだなとか、さっきの夢の中の僕の台詞は彼の文体の真似をしていたんだなとか、と気づくことが多い。
 恐るべき作家である。

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