2018年10月18日木曜日

「東京の女 」小津安二郎(1933)

9日間で撮りあげたと言われるやっつけ仕事だけあって完成度は低い。しかし、小津自身がこの頃から画面のポジションが決まってきたと言っているようにカメラは小津らしさが随所に展開する。わずか9日間で並みの監督をはるかに凌駕する世界を創ってしまうのだから、さすがとしか言いようがない。

「東京の女 」

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