2021年10月1日金曜日

映画「Grâce à Dieu」(2018)

抑圧が強ければ強い程、それに抵抗する力強さも増幅するものだ。フランス人というものには特にそれを感じる。それも美術や思想の面にそれが表れやすいと思う。ということは、芸術としての映画においてもそれは発揮されるということだ。この作品にはそれがよく表れていると思う。今やありきたりの話になってしまったテーマが新しい力強さをもって表現されている。

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