2008年9月2日火曜日

福田首相辞任

 欧米のメディアが大騒ぎである。日本に対する通常の「無関心」を考えると異常とも言える注目の仕方である。それも、またぞろ「不可思議な日本」だ。
 日本を少し勉強した者なら日本における首相を含む「指導者」というものの位置がどのようなものか十分に知っている。この程度の「事件」はニュースではあるが「大ニュース」ではない。まったくもって何も分かっていない。日本はまったく理解されていない。
 ジャーナリズム一般の無知の問題はさておき、日本でさえこうなのだからさらに注目されることの少ない国や社会に対する世界の主流メディアの理解はよほど浅薄なものなのだろうと推論できる。
 隠遁してしまいたいという私の思いはますます強まってゆく。

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