2021年12月10日金曜日

映画「Ulzana's Raid」(1972)

一見、先住民への救いがたい偏見を利用した娯楽活劇と見せて、実は、「他者へのまなざし」を問いかける深みをもった作品である。さすが名匠Robert Aldrich。これだけでも十分名作の名に値するが、もしマッキントッシュ、ガーネット・デ・ビュイン少尉、ケ・ニ・テイの三者の対話がもう少し掘り下げられていたとしたら、永遠の名作になっただろうにと残念に思う。

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