2008年10月19日日曜日

言語における内部と外部

 Giorgio Agambenは、言語というものがそれ自身同時に「内部」でも「外部」でもあり、「直接的なもの」(非言語的なもの)が言語そのものの前提以外のなにものでもないことを真に理解した最初の人物はHegelだという(Homo Sacer)。
 「言語というものは、外部が内部的であるのと同程度に内部が外部的である、完璧な要素である。」(ヘーゲル『精神の現象学』拙訳)。
 言語教師として、常に私が立ち返る大原則の一つである。

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