2008年10月11日土曜日

The Global Competitiveness Report 2008-2009

 最新版が発表された。The Global Competitiveness Report 2008-2009
 日本は昨年度より1ランク下がって9位になった。一昨年度は5位だったから、「世界第2位の経済大国」にも翳りが見え始めていることが裏付けられた形となっている。
 「World Economic Forum? そんなもの!」と軽蔑される方も多いだろうし、それはそれで理解もできるのではあるが、興味深い発見もないわけではないので、ここではその一つを紹介したい。
 日本におけるビジネス阻害要因の上位6位までを挙げると、
1.Inefficient government bureaucracy
2.Tax regulations
3.Tax rates
4.Policy
5.Restrictive labor regulations
6.Government instability/coups
となっている。
 「経済一流政治三流」という悪口を言われ続けて久しい国であるが、日本の政治の無能はもはや世界の常識なのだから言葉にする必要もなく、むしろ「経済一流政府三流」としたほうが意味があるのではないかと思う。

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