19世紀後半から20世紀後半までのブルガリア近代美術のラインナップは期待以上の逸品ぞろいであった(それでもАлбенаは各画家の代表作が揃っているわけではないと言う)。入場無料なのもよろしい。
その中でも特筆すべきはИван Милев(http://www.ivan-milev.com/ivan
Sofiaで美術館や博物館に行く時は雨天の時が多い(Албенаがそういう日を狙っているふしもあるが)ため、いつも入館者が少なく、実にゆったりと鑑賞することができる。これは作品を楽しむためにはとても重要な条件であることをきょうもあらためて認識した。
帰り際、キュレイターの人が絵を観ている子どもの横顔をさらさらとデッサンして、その絵を子どもにくれた。
この国は、多くの面でゆったりしていて――教師のストライキは3週目に入ったし、Sofia大学も11月からストに入る構えであるし、ドライヴァーの運転マナーは悪いどころか「ない」にもかかわらず――暮らしていてとにかく心地よいのである。
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