2018年9月12日水曜日

「淑女は何を忘れたか」小津安二郎(1937)

小津のトーキー2作目。サイレント時代から徐々に形成されてきた小津ならではの世界がほぼ確立し始めてきた感がある。このあと小津は出征する。
脚本、カメラ、キャスティング、衣装、小道具、すべてにおいてちょっと文句のつけようがない。戦後の小津のより有名な作品群の方がかえっておとなしくまとまって見えてしまうほどのインパクトをこの作品には感じる。

「淑女は何を忘れたか」

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