2008年1月13日日曜日

藤村の日本語

 改めて感じるのは、その日本語の現代性である。
 二葉亭を嚆矢とする近代日本語のスタイルは、近代日本人の間で広く愛読された藤村の日本語によって、現代へと続くスタイルを獲得したと言える部分もあるのではないか。この事はあまり指摘されていないような気がするのだが。

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