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2019年11月2日土曜日
Why We Can’t Tell the Truth About Aging
現在62歳の私は間違いなく人生における最高の段階にあると断言できる。敢えて懸念を挙げるなら、記憶の重みとでも呼ぶべきものにいつか自分が押しつぶされてしまうのではないかという不安を時折り感じることであろうか。そういう時には、次から次へと奔流のように押し寄せる記憶の波に翻弄され、現在の思考ができなくなってしまう。今後一体この重みはどこまで増してゆくのか。一方で、生きている限りいつかこの脳は衰え、この重圧が軽くなり始める時が来る。その転換点まで、私はこの日々重みを増す記憶に耐え続けられるだろうか。
Why We Can’t Tell the Truth About Aging
Why We Can’t Tell the Truth About Aging
2019年10月31日木曜日
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藤原定家が写本の源氏物語 「若紫」見つかる、戦後初
1000年経って、まだ、こんなことがあるのだ。山本さんの言う通り、まだこれからもこういう大発見があるかもしれないという希望がわく。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50743070Y9A001C1CR8000/?n_cid=NMAIL007
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火焔型土器(縄文中期)
向き合う者の全身を震撼させる文字通り燃え上るようなエネルギー。ことばを失う。後世、ものを創る者は一体どうやってこれを超え得るのだろうか。
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/icom_2019.html
https://www.kyohaku.go.jp/jp/project/icom_2019.html
2019年9月10日火曜日
2019年9月9日月曜日
2019年9月8日日曜日
2019年9月6日金曜日
2019年9月5日木曜日
2019年9月1日日曜日
お願い
現在『Agora日本語読解辞典』内の各ページには広告が掲載されている。
オンライン辞典の維持費用に関しては、立ち上げた当初はさほどでもなくあまり気にしていなかったが、日々進行するデータ量の増加(既に世界最大級になっている)に伴い、ユーザーの利便性を考えサーヴァーのヴァージョンアップを繰り返してきた結果、自腹を切るにしても無視できぬ額にまで増加してきた。
すべてのユーザーに開かれた無料の辞典であり続けるためには、少しでもコストを抑えなければならない。ユーザーの方が辞典内の広告をクリックしてくださるだけでほんのわずかずつではあるがコストの軽減につながる。ユーザーのみなさんの温かいサポートをお願いする次第である。
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2019年8月30日金曜日
2019年8月29日木曜日
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過去は悲しい。Schubert Drei Klavierstücke D.946 No.2
過去は悲しい。つらい思い出も、楽しい思い出も、それが永遠に戻らぬという意味で、ひとしなみに悲しい。私が過去を振り返ることを極力避けるのはもっぱらそのためだと言ってもよい。
しかし、リヒテルの弾くこの曲を聴く時だけは別である。過去に向き合うことにどれほど抗おうとも、その十六分音符のトレモロを背景とする暗く激しいハ短調(ハ長調)の第2エピソードは、次から次へと、これでもかこれでもかと言わんばかりに過去の記憶を脈絡なく私の脳裏に呼び起こす。続いて変イ短調、2/2拍子の第2エピソードの切々たる旋律がそれらすべての過去の二度と取り戻すことのできぬものであることを私に思い起こさせ、そのことが私に深い悲しみをもたらす。そして、それらすべてを包み込むように三度出てくるロンド主題。その主題の最後の出現がひどく混乱した私の心を静め調和を取り戻させようとするうちにこの短い曲は突如終わってしまう。心の平和も調和も実現せぬまま終わる。変ホ長調であるにもかかわらずこの主題にさえ私は癒されぬ悲しみを見出してしまうのだ。いつ聴いても、何度聴いても、この曲のこの演奏は同じ経験を私にもたらすのだ。
しかし、である。恐らく私のこの経験を共有する者はこの世に一人もいないのだろう。私のこの切実な経験もただの感傷としか聞こえないのだろう。どうも、人にはそれぞれ自分だけの旋律、というようなものがあるように思える。合理的な説明というようなものを超えて、それほどまでに芸術というものは個人的なものなのかもしれない。
しかし、リヒテルの弾くこの曲を聴く時だけは別である。過去に向き合うことにどれほど抗おうとも、その十六分音符のトレモロを背景とする暗く激しいハ短調(ハ長調)の第2エピソードは、次から次へと、これでもかこれでもかと言わんばかりに過去の記憶を脈絡なく私の脳裏に呼び起こす。続いて変イ短調、2/2拍子の第2エピソードの切々たる旋律がそれらすべての過去の二度と取り戻すことのできぬものであることを私に思い起こさせ、そのことが私に深い悲しみをもたらす。そして、それらすべてを包み込むように三度出てくるロンド主題。その主題の最後の出現がひどく混乱した私の心を静め調和を取り戻させようとするうちにこの短い曲は突如終わってしまう。心の平和も調和も実現せぬまま終わる。変ホ長調であるにもかかわらずこの主題にさえ私は癒されぬ悲しみを見出してしまうのだ。いつ聴いても、何度聴いても、この曲のこの演奏は同じ経験を私にもたらすのだ。
しかし、である。恐らく私のこの経験を共有する者はこの世に一人もいないのだろう。私のこの切実な経験もただの感傷としか聞こえないのだろう。どうも、人にはそれぞれ自分だけの旋律、というようなものがあるように思える。合理的な説明というようなものを超えて、それほどまでに芸術というものは個人的なものなのかもしれない。
Richter plays Schubert Drei Klavierstücke D.946 No.2 (Budapest, 1963)
2019年8月7日水曜日
2019年8月6日火曜日
2019年8月5日月曜日
2019年8月3日土曜日
2019年7月31日水曜日
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2019年7月20日土曜日
2019年7月18日木曜日
間宮陽介「書評:川崎賢子『もう一人の彼女 李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ』」
『Agora日本語読解辞典』において、間宮陽介「書評:川崎賢子『もう一人の彼女 李香蘭/山口淑子/シャーリー・ヤマグチ』」を用例として掲載。
2019年7月17日水曜日
2019年7月16日火曜日
2019年7月11日木曜日
古巣
前任大学での12年ぶりの授業。懐かしくもまた新鮮なものあり。
みんな温かく迎えてくれたことが最もうれしかった。特に事務職員のみなさんで僕を知っている人たちがみんな席を立ってあいさつに来てくれた。半ば幽霊のように突然前線に戻ってきた老兵にはこういうことが一番うれしいものである。
みんな温かく迎えてくれたことが最もうれしかった。特に事務職員のみなさんで僕を知っている人たちがみんな席を立ってあいさつに来てくれた。半ば幽霊のように突然前線に戻ってきた老兵にはこういうことが一番うれしいものである。
2019年7月7日日曜日
2019年7月6日土曜日
2019年6月28日金曜日
おかしな夢
不思議な夢を見た。
場所は幼い頃に住んでいた貸家らしい。二階から見下ろしていると、一台のトラックがゆっくりと家の前を通り過ぎる。荷台には山と積まれたアカウミガメが蠢いている。一匹500円。アカウミガメがペットになるはずもないから食用なのだろう。隣の主婦が買い求めている。食えるのだろうかと考えていると、いつの間にか自分の足元に一匹のアカウミガメが横たわっていることに気づく。こっちの亀はロープでちくわのように縛り上げられている。幼いので甲羅もまだ柔らかいのかもしれないと考えながらすぐに解いてやるとゆっくりと亀らしい形状に戻る。必死で体力を回復させようとしているかのようにじっとしている様子を見守りながらどうやら自分は眠り込んでしまったらしい。目覚めると、そのアカウミガメの子は小さな音を立てながら嘔吐している。洗面所まで運ぼうと抱えて歩き始めると、畳にすでに点々と嘔吐の痕があることに気づく。この子は私が眠り込んでいる間に嘔吐するために自分で洗面所に向かおうとしていたらしい。洗面所は急な階段の下にあるので、そこで諦めたのだろう、嘔吐の痕は階段の手前で止まっている。眠り込んでいる私に迷惑をかけまいと、この子は一人で苦しさに耐えていたのだ。
そこで目が覚めた。眼には涙の痕があった。
翌晩も棄てられていた二匹の瀕死の子猫を介抱する夢を見たし、今の私はどうかしている。
場所は幼い頃に住んでいた貸家らしい。二階から見下ろしていると、一台のトラックがゆっくりと家の前を通り過ぎる。荷台には山と積まれたアカウミガメが蠢いている。一匹500円。アカウミガメがペットになるはずもないから食用なのだろう。隣の主婦が買い求めている。食えるのだろうかと考えていると、いつの間にか自分の足元に一匹のアカウミガメが横たわっていることに気づく。こっちの亀はロープでちくわのように縛り上げられている。幼いので甲羅もまだ柔らかいのかもしれないと考えながらすぐに解いてやるとゆっくりと亀らしい形状に戻る。必死で体力を回復させようとしているかのようにじっとしている様子を見守りながらどうやら自分は眠り込んでしまったらしい。目覚めると、そのアカウミガメの子は小さな音を立てながら嘔吐している。洗面所まで運ぼうと抱えて歩き始めると、畳にすでに点々と嘔吐の痕があることに気づく。この子は私が眠り込んでいる間に嘔吐するために自分で洗面所に向かおうとしていたらしい。洗面所は急な階段の下にあるので、そこで諦めたのだろう、嘔吐の痕は階段の手前で止まっている。眠り込んでいる私に迷惑をかけまいと、この子は一人で苦しさに耐えていたのだ。
そこで目が覚めた。眼には涙の痕があった。
翌晩も棄てられていた二匹の瀕死の子猫を介抱する夢を見たし、今の私はどうかしている。
2019年6月27日木曜日
2019年6月21日金曜日
2019年6月20日木曜日
2019年6月18日火曜日
2019年6月17日月曜日
2019年6月14日金曜日
2019年6月13日木曜日
2019年6月9日日曜日
Woman with the Pearl
先月のルーヴルではコローの「真珠の女」もこれまで以上に印象に残った。「コローのモナ・リザ」とも称されるこの作品には、ダ・ヴィンチのみならずラファエロやフェルメールの影響が明らかに認められる。それらの影響の上に立ちつつもこの作品には近代の「個」を感じさせるものがある。
後期印象派から20世紀にまで幅広く影響を与えたコローは、もっと光を与えるべき画家なのかもしれない。
後期印象派から20世紀にまで幅広く影響を与えたコローは、もっと光を与えるべき画家なのかもしれない。
Woman with the Pearl
2019年6月8日土曜日
人文学の没落
''And that was the most chilling thought of all, as I watched the herd of the bookish wandering the halls of the Chicago Hyatt Regency from panel to panel in an anxious daze. The world might actually need these people.''
この筆者の温かい皮肉が読後感を絶望から救う。ディズニー・ドルが園外でも使えると信じている学者たちは救いようのない馬鹿である。しかし、もっと愚かなのは、その通貨も使いようによっては人類にとって有益なものになるかもしれないということに気づかぬ世界の側であろう。
この筆者の温かい皮肉が読後感を絶望から救う。ディズニー・ドルが園外でも使えると信じている学者たちは救いようのない馬鹿である。しかし、もっと愚かなのは、その通貨も使いようによっては人類にとって有益なものになるかもしれないということに気づかぬ世界の側であろう。
Back in the MLA
2019年6月7日金曜日
「人工」知能
私は自分の死後も『Agora日本語読解辞典』の編集を継続してくれる後継者を探さなければならない。現在の人間に無理なら人工知能にやってもらいたいと考え始めている。
ここで流行りの「AI」ではなく敢えて「人工知能」と書いたのには理由がある。それは、いつの日か(Technological Singularity?)「人間」と「AI」との差異が有限の肉体を持つか否かに過ぎないと考えられる日が来るとして、そのAIは依然としてArtificialなのであろうか、その段階においてもなお「人工」知能と呼ぶべきなのか、ということを問題提起したかったからである。
知識。人間。人工知能。。。人間の「意識」が、機械に移植されることにより永遠の生命を得ることが今世紀半ばに実現されるかもしれない(すでにマウスの段階では実現されていると聞く)時代において、今こそ人文学は性根を据えて考えねばならぬ。
ここで流行りの「AI」ではなく敢えて「人工知能」と書いたのには理由がある。それは、いつの日か(Technological Singularity?)「人間」と「AI」との差異が有限の肉体を持つか否かに過ぎないと考えられる日が来るとして、そのAIは依然としてArtificialなのであろうか、その段階においてもなお「人工」知能と呼ぶべきなのか、ということを問題提起したかったからである。
知識。人間。人工知能。。。人間の「意識」が、機械に移植されることにより永遠の生命を得ることが今世紀半ばに実現されるかもしれない(すでにマウスの段階では実現されていると聞く)時代において、今こそ人文学は性根を据えて考えねばならぬ。
Knowledge is crude
How are we evolving?
Ai-Da: Putting the art into artificial intelligence
2019年6月6日木曜日
Witcraft by Jonathan Rée and The History of Philosophy by AC Grayling review – head to head philosophy
時折はこういう世界に遊ぶことも悪くない。それにしても相変わらず意気軒高のTerry Eagletonを見るのはうれしい。
Terry Eagleton, ''Witcraft by Jonathan Rée and The History of Philosophy by AC Grayling review – head to head philosophy''
2019年6月5日水曜日
2019年6月3日月曜日
2019年6月2日日曜日
お願い
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2019年6月1日土曜日
2019年5月31日金曜日
2019年5月30日木曜日
2019年5月29日水曜日
2019年5月28日火曜日
Mozart: Rational revolutionary
紙の論文ではこうは行かない。静的な文章の中に時間軸を組み込むこういう書き方が可能になったという意味で音楽は論文のオンライン化の恩恵を最も受けた分野の一つであろう。
Mozart: Rational revolutionary
2019年5月27日月曜日
2019年5月26日日曜日
三教戦
自身もチームも散々な成績だった。
しかし、軽い熱中症になった選手も出る猛暑の中、走り、投げ、打ち、大声を出し続ける爽快さは何物にも代えがたい。すばらしいチームメイトたちとの本当に楽しい一日だった。
フィジカルな面で大きく衰えたという自覚はまだない。問題は練習量だ。これを自分の最後の試合にはしたくない。
2019年5月24日金曜日
2019年5月23日木曜日
2019年5月22日水曜日
2019年5月19日日曜日
井上尚弥
WBSS準決勝。事実上の決勝戦。2回レフェリーストップ。ドリームマッチと言われた試合がこれだ。7、8年前にどこかに書いた通り、まだ当分彼に勝てそうな者は現れない。もうこれでいくつめのタイトルだろう。バンタムにも敵はいなくなった。彼の接戦らしい接戦を見るためにも、彼のモティヴェーションを維持するためにも、また試合相手を見つける(挑戦しようとする者がどんどん減っている)ためにも、これからも井上は階級を上げ続けるしかないだろう。
誰よりも才能に恵まれた者が、誰よりも努力する。結果は自ずと明らかである。
勝つか負けるかよりも、どのように勝つか、どこまで勝ち続けるか、そして最後には、いつリングに沈む日が来るのかに注目が集まる怪物。軽量級におけるモハメド・アリが日本から生まれようとしている。
https://www.youtube.com/watch?v=ykaq2TkISVg
誰よりも才能に恵まれた者が、誰よりも努力する。結果は自ずと明らかである。
勝つか負けるかよりも、どのように勝つか、どこまで勝ち続けるか、そして最後には、いつリングに沈む日が来るのかに注目が集まる怪物。軽量級におけるモハメド・アリが日本から生まれようとしている。
https://www.youtube.com/watch?v=ykaq2TkISVg
2019年5月18日土曜日
2019年5月16日木曜日
筋肉痛
3回目の練習。これまでの2回の練習から来る腕の痛みで今日は思い切り1塁まで送球するのに苦労した。筋トレはやっていたつもりだが、やはり実際にボールを投げてみると、使う筋肉が違うのだ。三塁手としてのカンは戻ってきているが、しかし13年のブランクがこのあたりに出る。試合は来週末。今後は消炎剤を用い腕と肩を大事にしながらの練習になる。
しかしそれにしても、大声を出し、走り、球を追い、投げる。やはり野球は楽しい。
しかしそれにしても、大声を出し、走り、球を追い、投げる。やはり野球は楽しい。
2019年5月15日水曜日
2019年5月14日火曜日
2019年5月13日月曜日
職員野球部
2回目の練習。野球は12年半ぶりで、前回練習ではポロポロやり、これからどうなることかと自分でも危ぶんだが、今日は古巣のサード、かなりカンも戻ってきた感がある。25日の試合で使ってもらえるかどうか、今後の出来次第というところか。
2019年5月12日日曜日
2019年5月11日土曜日
2019年5月10日金曜日
古巣
職員野球部の練習のために12年ぶりに前任大学に行った。みなが言うほどキャンパス自体は変わったとは思えないが、なんといっても違うのはこちらの心持である。かつて自分の家のように愛したこの大学の中に、いまは半分よそ者として立っているという感覚。これはなかなか得難い経験である。白髪のじじいを場違いの者として眺めながらすれ違う学生たちはともかく、教員も職員も野球部員も半分あるいはそれ以上は私を知らない人々だ。誰かとすれ違うたびにこの人が旧知の人なのか否かを確かめながら歩くのに少し疲れた。知っている人なら無視することになってしまうからだ。
しかし、まったく変わらないものがある。それはこの大学のもつ独特の温かさである。人も木々(新緑の季節でもあり、また12年の歳月でみんな成長している)も人の心を穏かにするような風土を持っている。これはこの大学のもつ最大の長所であり、私がこの大学を愛する最大の理由である。それが変わらずにいてくれたことがうれしかった。
こいつ誰だという視線や生協食堂で毎回組合員証の提示を求められる(大学生協には再加入した)新鮮な経験を繰り返しながら、これからしばらくこの古巣に通うことになる。
2019年5月8日水曜日
2019年5月7日火曜日
Jacques-Louis DAVID
今回のパリでは、古代ギリシャ以前から20世紀まで数千点の美術作品を見た。今回の私の主要目的は西洋絵画における遠近法の歴史を確認することだったのだが、それにとどまらず旧知のものとの再会(そしてその中でも数多くの新しい気づき)から全く新しい発見まで、非常に意義深い滞在だった。
その中でも、特筆すべき新発見の一つはダヴィッドのMadame Charles-Louis Trudaineであった。新古典主義の巨頭としてのダヴィッドとは一線を画したこの描き方により、彼は哀しみ、苦悩、諦念、そして何よりも誇り高き一人の女性像を描き出した。18世紀終わりに描かれたこの作品は既に20世紀人を描くことに成功している。
その中でも、特筆すべき新発見の一つはダヴィッドのMadame Charles-Louis Trudaineであった。新古典主義の巨頭としてのダヴィッドとは一線を画したこの描き方により、彼は哀しみ、苦悩、諦念、そして何よりも誇り高き一人の女性像を描き出した。18世紀終わりに描かれたこの作品は既に20世紀人を描くことに成功している。
2019年5月6日月曜日
2019年5月2日木曜日
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2019年1月3日木曜日
親族
全国から15名が集まってくれた。中には30年ぶりぐらいの者もいる。しかし、親族というものは、没交渉の期間や少々の過去の軋轢などまるでなかったかのように、まるで毎日顔を合わせている間柄であるかのように、再会するとたちまち睦み合えるものであることを改めて感じる。
2019年1月2日水曜日
2019年1月1日火曜日
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