BBC World Seviceには"Over To You"というコーナーがあるらしく、今はある聴取者が、なぜ大切な時間をBritney Spearsなどのような芸能ネタのために使うのか、そういうゴシップは芸能チャンネルを設けてそこで聞きたい者だけが聞くようにすればよい、World Serviceで流すな、BBCだけは他局との聴取率競争に乗ってはいけない、という意見を述べ、それに対して責任者が苦しいコメントをしていた。
このような姿勢は、単に「お客様の声を聞く」という顧客中心主義の表れである場合だけではないと思う。普段BBCに接していて気づくのは、その底流に自己批判(組織内における相互批判)の精神が風土として根付いているということである。
組織の質を決める要素の重要な一つであると思う。
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