"turtles"はたくさんいるだろう。僕もそうだ。しかし、背負っているものは人さまざまなのかもしれない。VONNEGUTの言う"home"は多義的に捉えるべきものだ。
僕が背負っている甲羅はどういうものなのだろう。いまある自分を形作ってきた様々なものの集積、といったところだろうか。しかし、他の亀たちと同様、好むと好まざるとにかかわらず、それは脱ぎ捨てるという選択肢がそもそも存在しない類のものだ。いつでも着脱可能なものは"home"ではない。
"home"とはそういうものだ。
2008年2月10日日曜日
"With my home on my back"
"Perhaps I am the turtle, able to live simply anywhere, even underwater for short periods, with my home on my back." (VONNEGUT, Kurt. Slapstick, or Lonesome no more?)
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