2008年3月29日土曜日

夏目漱石『こころ』

 読了。「お嬢さん」への思慕をKが「私」に告白するあたりからの急流のようなダイナミズムは日本文学の中でも白眉だろう。
 
それにしても、今回はこれまでのどの時よりも、まるで自分自身が穿たれているような想いで読み進んでいたことに、我ながら驚いている。

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