2008年3月6日木曜日

And the winner is.......Charles Bukowski !!

Flying Off the Shelves: The Pleasures and Perils of Chasing Book Thieves
 直接の関連はないが、数年前Barcelonaの活動家たちに会った日のことを連想的に思い出した。書物を市場原理主義の悪から「解放」する運動をやっている人たちだった。Jo Mango(だったと思う)と書かれたシールをたくさんもらった。「解放」した書物にそのシールを貼り、堂々と持ち歩こうというコンセプトだった。
 彼らの運動に参加する勇気が出ないまま、いつの間にかシールはどこかに行ってしまった。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

日本かブルガリアではかような調査があれば、誰が1位を占めるでしょう。日本では村上春樹、ブルガリアでは・・・誰でしょうね。

KOMADA, Satoshi(駒田聡) さんのコメント...

知り合いの日本の本屋に聞くと、ベストテンすべてマンガだって。日本は世界でも有数の(本屋でもコンビにでも)万引き天国でベストテンは業種によってもまた本屋の属性によっても違うかもね。この記事にしても独立系の書店の話だから、ブコウスキーが一位なんて洒落てるじゃないか。

匿名 さんのコメント...

確かに洒落ていますね。米国のあの本屋さんらしい記事の書き方でしょうが。
日本はマンガですね。「本」を思うときは「マンガ」はあまり頭に浮かびませんね。というか、全然マンガのことを意識していません。
スイッチを切り替えないと、「マンガなんか意識していないで、日本語を勉強している」と考え方が古く見えてしまうでしょうね。

KOMADA, Satoshi(駒田聡) さんのコメント...

 むしろ闇マーケットで「商品」として売れるのがマンガばかりだという市場の問題だろう。Bukowskiその他に関しても同じ事が言えると思う。
 マンガに関してはいつか論じなければならないのだけれども、どれも幼稚すぎてその気になれない。中学生の時に読んだ『火の鳥』(それも子どもの時だけの感動)を超える作品が未だに出ていない(と僕は思う)という事がすべてを物語っていると思うけどね。
 文学でさえまだ鷗外漱石を超える者が出ていないのだから、マンガで鑑賞に堪えるものが未だに全く存在しない事に不思議はないんだけどね。
 古臭いと言われるたびにいやお前たちが幼稚なんだ、と呟くことしかできない時代になりました。